[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  〜美しき女性たちの狂気〜
 キッチンでは怜奈さんが、すでに調理済みの食器を洗っているところだった。
 居間のテーブルには僕の朝食がすでに準備され、銀の器に入れられている。
「あ、ご主人様。」
 声をかけた怜奈さんとこうしてあらためて並んでみると、二人の身長差は僕の方が若干高い程度だ。
 彼女は僕に気付くと静かにテーブルについた。
 僕はいつものように彼女の足元に跪き、四つん這いの姿になる。
「さぁ、お食事にしましょう。」
 怜奈さんは銀の器の数々を徐に地面に置く。そこには手の込んだ彼女の特製料理が盛られている。
 僕が食事の方に体を向けると、彼女はその食事の一つを足で思いきり踏みつけた。
「さ、どうぞ召し上がれ。お口に合うといいんですけど…」
 僕は食べ物で汚れた彼女の足を掃除するように、足全体を舐め回す。その度に彼女は純粋なまでに白いその足で僕の顔を撫で回すのだ。
 僕たちにとっては日常の何気ないワンシーン。でもそれは明らかに常軌を逸したワンシーン。

 いつからこんな関係になっているんだろう。これが当たり前の生活?…いや、絶対違う!
 メイドの怜奈さんとの関係はどう考えても不思議だ。でもそれが僕たちの中では既に当然のように定着している。自分自身戸惑いを隠せない。第一怜奈さんはこのことをどう思っているんだろう。
「美味しいですか?ご主人様。」
 僕は怜奈さんの足から食事を取る。口の周りが食べ物で汚れる。
「あらあら、ご主人様ったらこんなに汚しちゃって…」
 彼女は僕の髪を掴んで顔を引き上げ、その舌で僕の顔についた食べ物を舐め回す。
 小さく柔らかい唇の感触が、僕の顔全体を包み込む。
「はい、綺麗になりましたよ。」
 僕はそんな怜奈さんが愛しくてたまらない。世間から見てどうかなんてどうでもいいのかもしれない。
 現に僕は今幸せだ。それだけはちゃんと分かっている。
 ただ僕の中にあるモラルとかあくまで人間であるという観念とか、そういったものが完全に僕を解放してくれないのだ。
 これでいいのだろうか…。それは常に僕の中にある葛藤だった。

Back | Novel index | Next
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する