[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  〜美しき女性たちの狂気〜
 ……

 気付くと俺は独房に入れられていた。俺は…どうなったんだ?…
 体中が痛むが、傷の手当てがしてある。俺は…生きてるんだ…い…生きて…
 はははははははは。
 腹の底から笑いがこみ上げてきた。声も出さずに、心の中で大声で笑った。
 俺は生きてる…生きてる…
 クソ刑事どもに俺は勝ったんだ。はっ、ざまーみやがれ!あはははははは!!
 うっ…
 まだ体中の痛みはチクチクと俺を襲う。有刺鉄線の傷は一部治りかけていた。
 気絶してから数日は経っているらしい。
 しかし俺は自白しなかった自分が今は誇らしくて仕方がなかった。絶対ここから逃げ出してみせる…逃げ出してみせる…
 ぼんやりと独房の天井を眺めていた。証拠は絶対に不十分だ。
 確かに全てを隠しきることは不可能だった。だが…俺は自白をしなかった。刑事を二人も殺したが、それは身を守るために仕方なくしたこと…情状酌量の余地は十分にあるはずだ…
 くくくく…
 再び笑いが込み上げてくる。政府のクソ野郎ども…国家権力の奴隷ども…俺を裁くことは不可能なんだよ…あははははははは!!

 しばらくすると刑事が二人、独房の鍵を開けに来た。俺の両脇を抱え、またあの小部屋に連れて行く。
 ま…まだ続けるのか?あの女の拷問を思い出し、身震いをする。怖い…怖い…
 くそっ…だが俺は絶対に言わない…絶対に…
 そんなことを考えている矢先、一人の刑事が口を開いた。
「まだ続くと思ってますか?」
 虚をつかれた。心の奥を見透かされたようで不快だった。
「いくら拷問されたって俺は本当のことしか話せねえよ。」
 俺の言葉に、刑事はやっぱりといった顔つきで俺に語りかけてきた。
「あなたの裁判は終わりましたよ。何日も気絶していたので略式裁判となりましたがね。」
 刑事は淡々と俺に告げた。…略式?…裁判?…
「あなたは新法案初めての違反者となります。よって、正当拷問自白法拒否罪が適用されることになりました。」
 こいつは何を言ってるんだ?どういう意味だ?
 何が何だかさっぱり分からない。俺は混乱し、戸惑いを隠すことができなかった。

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