[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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「そう。やっぱりね……」
 花音は無表情のまま、さらに広志に詰め寄る。
「また……わたしに協力してくれるよね?」
「ひゃ、は、はぃ!」
「使えるお友達、できた?」
「は、ひいぃぃ!」
「もう、逆らったりしないよね?」
「はぃ! はひ! はひぃ!」
 精一杯従う様子を見せる広志を前に、花音は再度、その顔に美しい笑みを宿した。彼女に笑顔が戻ったことに、広志は安堵の息を吐く。花音は「良い子」と囁いた後――
 手にしたカッターナイフを、勢いよく横に振り切った。
 絶叫と、跳ね回る身体と、飛び交う血飛沫。
 アスファルトの上で踊る広志の鳩尾に、花音のローファーの爪先が強く突き立てられた。
 彼の吐いた黄水が、地面の赤をわずかに薄めた。


 放課のチャイムが鳴った。
 ガラリと教室のドアを開け、ひとりの女子が花音に駆け寄ってくる。花音は、内心の苛立ちを抑え、笑顔で対応した。女の子はわずかに緊張した面持ちで、
「花音さん。コレ、今週の分。約束の二割」
 その手に握った厚い封筒を、花音に手渡した。
 花音の作った援交グループは、今や数十人の女の子を抱えていた。花音自身はもちろん参加しない。客との間を取り仕切るだけで、十分に金が入ってくるからだ。
「ありがと。うまくいった?」
「うん。良い感じ。でもね……」
「どうしたの?」
「ひとり、困ったヤツがいて。終わった後に、値切ってきたの」
「ふぅん……。その人の名前は?」
「えっとね――」
「……わかった。こっちで処理しておくから大丈夫。とりあえず不足分、渡しておくね」
「本当、ごめん。いつもありがとう」
「いいよ。紹介したのは私なんだから。私の責任」
 花音の優しい笑顔に、女の子の表情も緩む。そして、少しだけ迷った顔で、おずおずと話し始めた。
「えっと……。あと、恭子がね。もう辞めたいって言ってるんだけど……」
「そうなの?……じゃあ、相談に乗るから、いつもの店に来るように言っておいてくれる?」
 花音の笑みは崩れない。女の子は、ホッと緊張のほぐれた様子を見せた。
「分かった。伝えておくね」


 女の子が教室を離れてから、花音は小さく舌打ちをした。
 ――使えないヤツばっかり。
 恭子は、もうオシマイ。最後に、どう使ってやろう。いつものように、連中に引き渡してやればいいか。思いきり滅茶苦茶にされた方が、今後の口止めにもなるだろうし。
 花音は携帯電話を取り出し、広志に発信した。



END

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