[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 俺に馬乗りになったまま、女は俺の首を絞め続ける。
「そろそろ自白してください。私もあなたを殺したくはありませんから」
「ばかな。刑事が、人殺しなんて……」
「分かっていませんね。あなたは刑事二人を殺したんですよ? 私の目の前で。これを本当の正当防衛と言うんです」
 俺の目の前には、二体の死体がまだ先ほどと同じ形で転がっている。
 ――確かに、俺はこの刑事二人を……。いや、それは違う。俺だって、さっきまで拷問を受けていたんだ。俺の方こそ、正当防衛じゃないのか?
 そんな俺の考えを見透かしたように、女は続ける。
「刑事による拷問は、今や『合法』なんです。あなたは列記とした殺人犯、公務執行妨害現行犯。それ以外の何者でもありません」

 女はさらに絞める力をじわじわと強くしてくる。苦しい……
 ――畜生。俺たちには、もはや自衛権もないのか。……絶対に間違ってる。こんなやり方、絶対に間違ってる!
 仰向けになったまま両足を振り上げ、女の身体を背後から掴もうとする。しかし、女はその度に身をかわし、さらに力強く俺を絞め上げる。
「む、ぐぐ……ぐ」
 苦しさから、声もまともに出すことが出来ない。
「足がうっとおしいですね。その足も――」
 背筋が凍りついた。
 ――これは、恐怖心? この俺が? まさかこんな女一人に、恐怖を感じているというのか?
 女は力を緩めた。それから女は身体を反対方向に向け、俺の足に目線を落とした。
「ひ……ひっ、ひぃぃ!」
 自分でも驚くほどの情けない声が漏れる。
 ――やめてくれ。もう折るのは……やめてくれ!
 女はふり返り、俺の顔を見て笑みを浮かべる。
「怖いんですか? 大谷さん。ふふ、顔が怯えてますよ?」
 ――っ!……馬鹿にするな! こ、この俺を……。こ、殺してやる!
 俺は無我夢中で身体を起こし、女に頭突きを見舞った。一瞬怯んだ女の隙を逃がさず、俺は背後から女に覆いかぶさるように倒れ込んだ。うつ伏せになった女の上に、今度は俺が馬乗りになる形になった。
 ――くく……。形勢逆転、だ。

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