[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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紹介文の通りです。
「奴隷に許されたのは、ただ受け入れることだけ」
何を今さら、という声が聞こえてきそうですが。

主の喜ぶ顔がみたい。主に心から楽しんでほしい。
――私自身は、それ自体が、マゾヒストのエゴだと解釈しています。
まして、
奴隷でいたい。傍にいたい。捨てられたくない。責めてほしい。
と――、その欲望は果てしないわけですね。
真にそれを望むなら、主に全てを委ねて……
「身体の苦痛を受け入れるだけ」
もし、それに耐える能力が無いのであれば、
……破棄される日を、ひたすら怯えて待つのみでしょうか(笑)

本作の悲しいM男クンは、我が身可愛さに、命令に背きました。
全うできなかったにも関わらず、おこがましくも……
奴隷でいたい。傍にいたい。捨てられたくない。責めてほしい。

女王様の見せた優しさは、彼にとって、とても残酷なものだったのかもしれません。
これから彼は、主に包み込まれた罪悪感から、
「心の苦痛を受け入れるだけ」――なのですから。

彼にとって幸福なのは、身体の苦痛か、心の苦痛か、それとも両方か。それはわかりません。

もうすぐクリスマスですね。
皆様は、どのような聖夜をお過ごしになるのでしょうか。
素敵な時間になるといいですね。

今後も、Black Onyx [ブラックオニキス]を、何卒よしなに。

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コメント
この記事へのコメント
切ないテーマです。
M男はもとより、女王様も人間なのだと思いました。全能の存在ではないし、迷いがあって当然ですよね。
でも、深い愛情を感じました。
2010/02/13(土) 09:16 | URL | SR #bMUbTW1E[ 編集]
素敵なご感想、ありがとうございます。
私にとって「切ない」は、執筆する上で、とても重要なものなので。
うまく言えませんが、衝動とか、欲求とか、力とか、メッセージとか――
自分にとって、書くことに何かしらの意味をもたせてくれるものです。
女王様と奴隷。でも、所詮は女と男。所詮は人間――というのが私の考え方で。
そんな人間の紡ぐ関係ですから、様々な形があって当然。だからこそ、面白い。
迷いがなければ、成長もしませんね。作品から愛情を感じていただけて、光栄です。
2010/02/14(日) 15:02 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
鈍器で頭をガーンと叩かれたような気分です。

私事で大変申し訳ないのですが、最近ようやくSMについて少し踏み出せるようになってきました。
まだまだ、「M男」「奴隷」と自称するのもおこがましいレベルでありますが…

ですが、エゴマゾになっていることに全く気付いていませんでした…。
これを教訓としていきたいです!ありがとうございました。
最後に、自己紹介のような形になってしまってすみません(笑)
2010/11/15(月) 23:40 | URL | 名無し #A1/W7/qI[ 編集]
嬉しいです。
いらっしゃいませ。
素敵なコメントを頂き、感激しております。
あくまで、私個人の価値観を表現したものなので、有難いお言葉に恐縮いたしました。
教訓を与えられるような大層な話ではありませんが、感じていただけたことを幸せに思った次第です。
お相手がいらっしゃるのですね。
不躾な言葉になりますが、その縁を、どうぞ大切になさってください。
素敵な関係を紡いでいかれますことを、お祈り申し上げます。
こちらこそ、お言葉、ありがとうございました。とても励まされました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
2010/11/16(火) 20:33 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
「僕の存在は、女王様に肯定されることでしか成り立ち得ない」

まさに、この一言なんですね。

梟には、苦痛に耐えうる能力が

あるのだろうか?

未知なる世界です。
2011/10/17(月) 19:02 | URL | 昼の梟 #LkZag.iM[ 編集]
興味深い一言ですね。
M男クンに、ご自分を重ね合わせ――
楽しんでいただけましたでしょうか?
作品は、読者様の感性に依拠するものだと考えております。
この世界に浸り、解釈し、ご想像くださったことを、大変嬉しく思います。
こちらはシリーズものになっておりますので、通してご覧いただければ幸いです。
今後もぜひご来訪ください。いつでもお待ちしています。
2011/10/18(火) 19:50 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
 「僕」の心情を描写する言葉の一つ一つが、共感できるものや、自分でも上手く表現出来ない気持ちを、改めて教えてもらえるものなど、秀逸な表現ばかりで、恍惚としてしまって…、僕は「僕」と同化してしまって…。
 梨央様、こう丸責めは本当に辛いんですよ?奴隷に許されるのは、ただ受け入れることだけ。そんなこと、頭ではわかっていても、拳で殴られそうになったら、つい抵抗してしまいます。「帰っていいよ」なんて言われて、本当に帰ってもいいんでしょうか?そんなことしたら、棄てられてしまうんじゃないでしょうか?「僕」になりきっていた僕は、どうして良いか分からず、ただただ、悲しいだけでした。それにしても最後の女王様の「よく頑張ったね」がとても哀しかったです。
 梨央様、主の喜ぶ顔が見たい、主に心から楽しんで欲しい、そう思うこと自体がマゾヒストのエゴなんですか?言われてみれば、そのとおりだなと思いますが、…正直「目から鱗…」でした。でも、相手が喜んでくれるから、嬉しくなって、辛い責めにも快感を覚えてしまって、耐えられる訳で…、そこを否定されてしまうと辛いと言うか…、マゾヒストになってしまったこと自体を否定されているようで…、ちょっと悲しいです…。
2011/11/20(日) 14:10 | URL | 次郎 #sWkHkw7g[ 編集]
マゾヒスト否定などしていません。
私にとって、文章は奏でるものです。表現をお褒めいただけて、大変光栄です。
次郎さんは、いつも物語の世界に浸って、M男クンと融和してくださいますよね。とても嬉しいです。
「本当に辛いんですよ?」というお言葉が、耳を劈くような悲痛な叫びを含んでいるようで……(笑)
楽しい気分にさせていただきました。ありがとうございます。
>梨央様、主の喜ぶ顔が見たい、主に心から楽しんで欲しい、そう思うこと自体がマゾヒストのエゴなんですか?
命令にきちんと従えば、主は楽しむでしょうし、喜びの顔も湛えるでしょう。
M男クンが何を望むかなど関係ない、というのが私の見解です。
2011/11/23(水) 16:00 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
奴隷になれない半端な私
参りました。お優しい口調で思い切り厳しく叱られた気分です。自分が失格者であることを思い知らされました。
この作品のM男クンよりも遥かに情なく、己の欲望のみに取り付かれた私などが、特定の女神様の奴隷に取り立てて頂ける筈もありません。所謂クラブで遊ばせて頂くのが精一杯のところなのだと、自分の現状が少しは理解できた様な気がします。
物心付いた時から、精通前の幼少時から持っていたこのM的性癖が、一体何を歓びの源泉としているのか自分でも判りませんが、ただ、私自身の歓びを求め、甘えさせて下さる上位者である女性のお側に居させて頂きたいという、極度にエゴ剥き出しの欲望に過ぎないことを痛感しております。痛みを伴う調教も、私自身が何とか耐えられる範囲内で、女性に支配されているという自己満足に溺れ、私の欲望を満足させているに過ぎないのだと、情ない思いで一杯です。
でも、私なんかとは違って、この作品のM男クンは、女王様に呆れられ諦められながらも、女王様の大きさに包まれ、また、己の矮小さを心の痛みとしつつも、己を遥かに超越した女神様の同情や憐みを受けることが出来、幸せなのだと思います。
彼も女王様への服従を貫くことは出来なかった、彼も失格者だった、でも、(私の様な最下層の者も含めた)他の者どもよりは、まだ、「よく頑張ったね」と言ってやることが出来る存在だったのかも知れません。
女王様の奴隷探しの旅も尽きることが無い永遠の旅路なのかも知れませんね。
2012/05/31(木) 00:23 | URL | 女神崇拝者 #ZeOLQIbM[ 編集]
自覚することが「始まり」ですよね。
情けない思いをさせてしまいましたでしょうか?
可哀想に……。思わず口元が緩みます。楽しい気持ちにさせてくださって、ありがとうございます(笑)
個人的な意見で恐縮ですが、身の程を知って反省し、向上を心がける子は、成長できます。
ご感想に書いてくださっているほどの理解力があるのですから、悲観的になる必要はないと、私は思いますよ。
ご自分に「失格者」のレッテルを貼ってしまうのは早計ではないでしょうか?
これに懲りず、ぜひ他の作品もご覧になっていただけたら幸いです。
2012/06/02(土) 14:50 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
 梨央様、僕、今日は、いつにもまして「僕」に感情移入させていただきながら読ませていただいてしまって……。特に、「僕」が女王様の部屋を汚してしまい、事の重大性に気づいて恐怖する場面と、女王様の期待に応えられなかったくせに、すべてを受け入れることができなかったくせに、女王様の脚に縋りつき、頬をすり寄せ、爪先にキスをしたり、胸に顔を埋め、救いを求め続けたりするところが、今の僕の琴線に触れてしまって……。

>愛しい。甘えたい。許してほしい。傍にいたい。認めてほしい。護ってほしい。 湧き出てくるのは、ほとんど欲望ばかりだった。エゴに満ちた感情の向かう先は、女王様だった。僕の全てが、彼女へと向かっていく。

という表現が、今の僕の気持ちそのものに感じてしまって、思わず涙が溢れてしまって……。でも、最後に「いいよ。おいで」、「よく頑張ったね」って、例え同情からでも受け入れてもらえて、ぎゅっと抱きしめてもらえた「僕 」が羨ましくて仕方なくて……。
梨央様、僕もご主人様に「いいよ。おいで」って、受け入れていただけるまで、一生懸命頑張りたいです。
2012/10/28(日) 15:32 | URL | 次郎 #-[ 編集]
 梨央様、申し上げるの忘れてました。本当にごめんなさい。いつも素敵な作品を読ませてくださいまして、素敵な夢を沢山見させてくださいまして、本当にありがとうございます。これからも、どうぞお話させてくださいませね。
2012/10/28(日) 15:51 | URL | 次郎 #-[ 編集]
光栄です。
精神状態を映す鏡――と言うと、少々大袈裟でしょうか。
次郎さんのコメントを拝見し、作品世界はあくまで主観的なものだと、あらためて感じました。
事実、思考、感情、etc...
――それらを同じ単語で表現してみても、個々人はもちろん、同一人物であっても感じ方が変わる。
そこにはいろいろな可能性が潜んでいるようで、とても面白いと思いました。
彼を羨ましいと感じたんですね。いつも心を乱していただけることに感激しています。
2012/11/15(木) 17:10 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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