[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 フローリングの床が、額を冷たく受け止めた。
 気高い存在を前に、全身で無抵抗の意を示す。それでも各所が小刻みに震えてしまうのは、緊張か畏敬か、恐怖か期待か――、あるいは、その全てによるものなのか。間違っても、全裸だから、などという馬鹿げた理由でないことだけは確かだった。
 ひたりと動く静かな音が耳をかすめ、張り詰めた空気が僕を縛った。
 身が凍る。鼓動が高鳴る。寒気とともに、じわりと汗が滲む。
 部屋全体に漂う圧迫感に耐え切れなくなった頃、
「ぐうっ……」
 背中にズシリと重みを感じた。
 視界の左隅に映ったのは、ネイルを紅く彩った、白くしなやかな足だった。その瑞々しく輝く柔肌が、今の僕には鋭い凶器に見える。持ち主はもちろん、僕の女王様だ。彼女は、携えたその武器で、
「うっ……、ぐああ……っ」
 じわじわと、僕の指先から手の甲、腕に至るまでを、執拗に踏み躙った。痛みから、自分の体勢が徐々に崩れていくのがわかる。そう感じた時には、
「ぐ!……ふっ」
 ひときわ強い衝撃が脇腹を襲い、僕はたまらずその場に横たわっていた。
 目前に現れた女王様の脚に、つい目を奪われてしまう。自然と持ち上がった視線が、脚のラインを捉える。丈の短いスカートが、艶やかな太腿を強調している。
 興奮が高まっていく。既に膨れている愚息が、漲りを増していく。
 そんな僕の野卑な目を叱責するように、
「ぐほおっ!」
 女王様は爪先を、僕の腹に深く突き刺した。そして、二発――、三発――、四発――
 淡々と、絶え間ない蹴りが続いた。僕は拙い謝辞とともに、苦悶の声を上げる。
 そこに女王様の言葉はない。ただ、決して抗えない圧倒的な支配力が存在しているだけだった。
 思わず腹を庇ってしまう僕の腕は、あっけなく蹴り払われる。不快の証。手が邪魔だというメッセージ。それらが肌を伝って、僕の中に響いてくる。
 手を下ろした僕に与えられたのは、さらに強い蹴りだった。体勢を変えぬよう意識しながら、
「うっ……、ぐはあっ! あぐう!……うえっ!」
 内臓を打たれる苦しみに身を委ねる。その合間を縫うように、
「ありがとうござ!……っは、……ございまっ……ぐうっ!」
 僕は必死で、日本語にならない感謝の言葉を繰り返した。
 いつしか僕の口の端からは、一筋の涎が垂れてきていた。

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コメント
この記事へのコメント
いつもありがとうございます。
男性に手で腹部を庇う事も許さないで責め続ける女王様が最高です。お忙しいなか、素晴らしい作品ありがとうございます。
2009/12/07(月) 18:09 | URL | ひらき #-[ 編集]
嬉しいです。
ひらきさん、こんばんは。
連載早々のコメント、ありがとうございます。
今後の展開も、楽しんでいただけたら幸いです。
どうぞ、最後までお付き合いください。
2009/12/08(火) 16:16 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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