[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 しばらくの間、苦悶の声だけが部屋を包んでいた。
 男は、夏美に蹴られた股間に両手を遣ると、閉じた両膝と頬を床に着き、狂ったように跳ね回る。彼の手は、股間から離れては戻り――を繰り返した。小刻みに震えている。ソコを押さえ続ける力も残っていないのだ。彼は時折、口から唾を飛ばし、
「うあっ……が、うむうっ……」
 痛々しい声を上げた。夏美は持ち上げていた足を下ろすと、
「何で、私――」
 と呟き、男の背後に回る。隙ができる瞬間を逃さず、ミュールの爪先で追撃を加える。
 男が身に着けていたのは、アスリートギアパンツだった。肌に密着するタイプのハーフパンツであるため、オトコの膨らみがはっきりとわかる。それゆえ、幸か不幸か――、夏美にとってのソコは、彼への嫌悪感を増幅させる役割をもつとともに、容易く狙える絶好の標的ともなっていた。
「何で……」
 夏美は再び、自問するように囁き、尖った靴の先端を男の睾丸に突き立てる。
「んっ! あぁっ……」
 呼応して上がる声に、耳を貸す様子はない。ただ、己の疑問を吐き出すように、
「こんなやつを……」
「ぐむっ!」
「怖がってた――」
「がはっ……!」
「――のかなぁ?」
「っ!……がああっ!」
 絶え間なく、男の睾丸だけを狙って蹴り続けた。
 時に、必死で股間を庇おうとする男の手を縫い――、時に、男の手もろともを砕かんとするように――、夏美はその脚をしなやかに、力強く振るった。
「も、もう、本当に……、やめ……」
「本当に、何?……やめ?」
「やめ……、やめて……ください……」
「……ふーん」
 涙声で哀願する男を見下ろしながら、夏美はその猛攻を止めた。ぎこちなく股間を覆っている彼の手には傷と痣が混じり、諸所に血液が滲んでいた。男は震える声で、
「やめて、ください。お、お願い……します」
 再び、そう訴える。そんな彼の様子を見ながら、
「そう……」
 夏美は無表情のまま、その場にしゃがみ込んだ。掬うように、下から男の睾丸を握り、
「どうしよっかなぁ……」
「あっ……う、ひ、ひいぃっ!」
「放してほしい?」
「は、はっ……、はひぃ」
 温度差のある会話を男と交わす。
 夏美はその美貌に穏やかな笑みを浮かべた後、睾丸を掴んだ手にじわじわと力を込めていった。

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コメント
この記事へのコメント
面白くなってきた!
面白くなってきた!
2009/09/10(木) 21:18 | URL | MFファン #-[ 編集]
ありがとうございます。
MFファンさん、こんにちは。お久しぶりです。
楽しんでいただけて何よりです。
よろしければ、最後までお付き合いくださいませ。
2009/09/11(金) 12:30 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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