[18禁] 逆リョナ小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
 当然と言えば当然のこと。
 俺に対する拷問は、ここで終わりではなかった。
「仕方がありませんね。では、例のアレ、いきましょうか」
 ――例の、アレ?
 引っかかる言い方だ。俺は内心怯えていた。
 しかし、自白を強要するこの方法は、絶対に許すべからざる行為だ。……クソ政府が。その思いが俺を常に支え続けていた。
 女が俺に近付く。刑事二人は、先ほどと同じように俺を両脇から支える。
 ――今度は、何をする気だ?
 そんな不安を他所に、女はまた俺に近付く。さきほどよりも、さらに緊張の観を高めているようだ。
 ――何を?
 女は、俺の首に鎖を巻きつけ、喉元で交差させて両手で先端をしっかりと握った。少しずつ、少しずつ……、じわじわと絞め付けられていくのが分かる。
 ――っ! く、苦し……
 俺は、既に声を出すことが出来なくなっていた。
 ――くそ……このアマ……
 しばらくすると、女は力を緩める。
「がはっ!……はぁ……はぁ……」
 俺の喉元に詰まっていた二酸化炭素が一気に吐き出され、同時に多量の酸素を欲して自然と呼吸が荒くなる。
「ご、ほっ……、て、てめえ……、はぁ……な、何しやがる!」
 俺は、怒りを抑えきることができなかった。そんな俺に、女は真剣な表情で言葉を発する。
「正直に言えば、ここで終わりにします。白状するまでは続けます」
 両脇の二人は、そんな俺たちのやり取りを笑みを堪えながら見ている。
 ――く……どこまで非道なんだ、こいつら。一生、許さねえからな。
「どうしますか? 正直に言いますか? それとも、もっと苦しい思いをしますか?」
 女は無機質に、そう俺に問いかける。
「ふざけるな! このクソアマが! 俺は最初から本当のことを言ってるんだよ。白状もなにもあるか!」
 落胆した表情を見せ、一時女は肩を落とす。そして、すぐにまた真剣な表情で俺に向き直る。再び、俺の首は女の手で絞め上げられる。さっきよりも多少絞める力が強くなっている。
 ――苦しい……、くそっ、こいつ……
 また力が緩まる。女は俺に問いかける。俺は咳き込みながらシラを切る。再び絞め付けられる。
 我慢比べ。
 ――これは忍耐勝負だ。俺は……絶対負けない!!
 しかし俺は、自分の体が次第に衰弱していくのが分かっていた。このままでは埒が明かない。

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