[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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――鬼!

――悪魔!!

いつも慰めの言葉をありがとう。

そうだったらいいのにって、何度も思った。

私が怖いんだよね?

だから、あなたは私を鬼と呼ぶ。

だから、あなたは私を悪魔と呼ぶ。

それがきっと、あなたの安心につながってる。

でも、私は鬼でも悪魔でもない。

人間。

あなたはきっと、私のことが怖いんじゃない。

怯えているのは、私が人間であるという事実――でしょう?

同じだよ。私も怯えているの。

いっそ、鬼になりたい。悪魔になりたい。

鬼は、恐ろしい存在だから。

悪魔は、恐ろしい存在だから。

恐ろしい存在の中にいれば、私もまた普通の存在になれるから。

私も怖いよ。人間であることが。



END

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コメント
この記事へのコメント
短いですが、良いですね。
女性の一人語りが、どこか物悲しくて……
2009/06/08(月) 22:25 | URL | SR #bMUbTW1E[ 編集]
ありがとうございます。
こちらへのコメントまで頂き、本当にありがとうございます。
鬼や悪魔という罵倒は、人間が「自分とは違う生き物だ」と思いたい気持ちから生まれてくるものだと思っています。
そう罵ると同時に、自分の心の安定・平静を保ちたいのでしょう。
でも……、本当に恐ろしいのは――?
2009/06/09(火) 07:19 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
人間であることが怖い。

なるほど、という素直な感想です。

そんなリョナズ様にますます惹かれます。
2012/05/23(水) 12:18 | URL | 昼の梟 #LkZag.iM[ 編集]
右へ倣え。
率直なご感想、ありがとうございます。
テーマは「普通」でしょうか。
普通でないことより、普通でないと思う・思われることのほうがよほど――
なんとなく、そんなことを考えながら執筆していた気がします。
小説ではありません。ただの語りです。ご了承くださいませ。
2012/05/27(日) 21:10 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
 梨央様、この作品、僕には少し難しいです……。この女性(ですね?)は、「人間であることが怖い。」「 いっそ、鬼になりたい。悪魔になりたい。 」と思ってしまうほど、「自分は普通の人とは違うんだ。鬼や悪魔のように恐ろしい存在なんだ」みたいに思ってしまってるんですね?…… 本当に可哀想ですね……
でも、「鬼!」だとか「悪魔!!」だなんてそんな酷いこと言われても、「いつも慰めの言葉をありがとう。」って言えるなんて、本当にかっこいい女性ですね……。まるで、梨央様みたいですね (笑)
……あのね、梨央様、以前、「精神医学においては、僕みたいにマゾヒズム等々の性癖を抱えているだけで、まるで病人扱いされちゃってることが、僕、ものすごく悲しくて、本当に腹がたって仕方ないんです。『異常性欲』、『変態性欲』みたいな、人を蔑んだような言葉があること自体が嫌で嫌で仕方ないんです。パラフィリアの語源を辿れば、「脇にそれた愛情」みたいな意味だそうですが、何が脇にそれているのか、どこが倒錯しているのか……、僕にはさっぱりわからないんです。僕には、すべてが普通の愛情にしか見えないんです。そんなことを言い出せば、キスですらも変態的な行為じゃないのって思っちゃうんですけど……、普通の人からすれば、僕なんかやっぱり病気なんでしょうか?」みたいなお話をさせて戴いたときに、梨央様は、「私は、自分を変態性癖だと言って笑っています (笑)」「言いたい人には好きなように言わせておけば?世間とか、一般とか、普通とか、そういう言葉に心乱される必要なんてないのですから。」みたいなことを仰ってくださったでしょう?僕ね、あのとき、「梨央様って本当にかっこいいなぁ……。本当に素敵だなぁ……」って、梨央様にますます憧れてしまって……。僕も梨央様みたいに「僕、病気なんです (笑)」「僕、変態なんです(笑)」っていうふうに開き直らせて戴いてしまおうと思って、お陰様で、本当に気持ちが楽になりました。梨央様、本当にありがとうございました。
あのね、梨央様、僕、この作品を拝読しながら、そのことをつい思い出してしまって……。この女性もこんな悲しそうに、寂しそうになさらなくても、「そうよ。私、鬼なのよ (笑)。悪魔なのよ (笑)」って、梨央様みたいに笑ってくださればいいのにって、そんなふうに思ってしまって……(笑)
梨央様、本当にごめんなさい。変なお話をさせて戴いてしまって……。
2013/07/13(土) 02:01 | URL | 次郎 #-[ 編集]
性倒錯上等(笑)
気持ちが楽になった、というお言葉が聞けて嬉しいです。
倒錯なのだろうか?――と悩み続けるよりは、他人様に迷惑をかけない範囲で楽しむほうが建設的なのではないでしょうか?
ただ、一方で、生物学的見地に立てば、正常とは言えない――それは、事実として受け止めていいとは思います。
雄と雌の性交(交尾)の目的は種の保存・繁殖にある、との考え方に立てば、こういった嗜好は明らかに異端になりますから。
もし治療(と言うとまた議論が生まれますが)を本気で考えていらっしゃるのであれば、話は別でしょうね。
2013/07/14(日) 12:56 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
恐ろしく哲学的?な本音
ryonaz様、いつも素晴らしいお作品を拝読させて頂き、有難う御座います。 
最近のコメントをたどって、このお作品を再読させて頂きました。 

初めて拝読した時には、哲学的な恐怖の感じ方に少々現実離れした感じを受けましたが、それは読みが浅いせいだったと今回考え直すことになりました。
今回再読させて頂いて、加虐側の、本サイト趣旨から女性と解釈させて頂いておりますが、その、加虐嗜好の女性の本音を言葉に表したものとして私なりに素直に感じ取れる部分が多くなった様に感じております。
加虐嗜好の女性ご自身は、ご自身が他ならぬ「人間」であること、ご自身という存在の在りよう、ご自身の「愛」ゆえに相手をあやめてしまいそうな、「普通」とは違う「人間」であるご自身に恐怖を覚えていると言う、これは格好つけているのでも無ければ、哲学を弄んでいるのでも無い、ご自身という存在に対する恐怖を、本音で、率直にお感じになられている、そんな風に私なりに感じられる様になって来ました。
その一方で、このお作品は、加虐嗜好の女性の視点から書かれていますので、「鬼」「悪魔」と言う言葉を投げつけた、「生け贄(又は犠牲者とかM男)」自身が本当にそこまで哲学的に恐怖を感じているのかどうかは定かでは無いかも知れない様に、今でも思っております。実際には「生け贄」はもっと何も考えずに、もっと原始的な恐怖に衝き動かされて「鬼」「悪魔」と言う言葉を投げつけたのかも知れないようにも今でも感じております。
それを、「鬼」「悪魔」と言われた加虐嗜好の女性ご自身がどの様に捉えるのかはまた別の話で、ご自身がご自身に対して感じていらっしゃる恐怖に重ね、「生け贄」の言葉をこのお作品に描かれているように受け止められたのかと思っております。
この加虐嗜好の女性が「鬼」でも「悪魔」でも無く「人間」であると言う事実に最大の恐怖を覚える者としては、「生け贄」よりもむしろ、この加虐嗜好の女性の母親のような、身近な第三者がこの女性の加虐嗜好を知ってしまった場合、特に、その現場なり結果なりを目撃してしまった場合なのではなかろうか、とも感じました。
このお作品では、別に、「鬼」「悪魔」という言葉を投げつけたのが、「生け贄」だと限定するような事は何も書かれていませんし、これらの言葉を投げつけたのは、加虐嗜好の女性の身近な身内の誰かだと考えても良いわけだとも思いますが。

ryonaz様のお作品は奥が深いですね。多分、推敲を重ね思考を重ねて書かれたとかいうことでは無く、普段から感じ取られ、常々お考えになられていることに深みがあるということなのでしょうけど。

ryonaz様のコメントで仰られました通り、加虐嗜好や被虐嗜好は、生物学的見地からは正常とは言えないでしょうけど、そのような異端者が実際に発生する背景には、集団的社会的生活を営み種の保存を果たしてきた人間の遺伝子に、加虐嗜好や被虐嗜好を生じうる要因があるように私は感じております。
自らの部族を存続させるために、他部族を制圧する征服欲が有効な場合もあるでしょうし、個体が滅びても部族を存続させる自己犠牲の心が有効な場合もあるでしょう。人間は遺伝子上の様々な形質のランダムな組み合わせで様々な能力、性格、嗜好を持ちうる筈ですから、征服欲や自己犠牲精神をもたらす遺伝子と性的な欲望をもたらす遺伝子が独特な組み合わせとなったり、後天的な影響を受けたりして、性的サディズムや性的マゾヒズムも生じうるのではないか、異端者とされるこれらの者(私はそこに含まれます)は、人類が存続発展してきた中で、必然的にある程度の割合で発生する様な存在なのではないか、そんな風に感じております。正常だと主張するわけでは御座いませんが、現在まで存続発展してきた人類は、性的サディズムや性的マゾヒズムの発生の要因となる遺伝子にも随分お世話になって来た筈だ、ということだけは、差別的な人々には言ってやりたい気がしております(笑)。
2013/07/15(月) 23:05 | URL | 女神崇拝者 #ZeOLQIbM[ 編集]
ご再読、感謝いたします。
主体は誰か、対象者は誰か、その有りようは哲学的か原始的か理性的か感情的か、恐怖の在り処は――即ち誰の恐怖か。
あらゆる観点から可能性を見出し、多角的に作品をご覧いただけることを光栄に思っています。
女神崇拝者さんには、特に、内容への沈思・ご意見にも薫陶を受けることが多々ありますね。
サディズムやマゾヒズムの発生の要因となる遺伝子も、種の保存の一翼を担ってきたはずだとする主張は興味深いです。
己が当事者であるということだけではやや根拠に乏しいかもしれませんが、
「差別の意図はないです」
――と、ここに明記させていただきますね。
『パラフィリア(性的倒錯)とは、国連の WHO が定める ICD や、アメリカ精神医学会の定めるDSMなどにおける精神疾患としての「性嗜好障害」を意味するICDやDSMなどにおける精神疾患としての「性嗜好障害」を意味する。』("Wikipedia"より抜粋)――に立脚した上での見解であるとご理解ください。
作品への賛辞、いつも有難く頂いています。温かいお言葉に励まされています。
2013/08/06(火) 17:37 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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