[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 女王様と目を合わせることができなかった。
「あ、あの……」
 意を決してそう口にし、顔を上げる。その瞬間、僕の目の前が暗転した。どうやら睾丸を蹴り上げられたらしい。下腹部から内臓へと鈍痛が伝わり、再び項垂れる。喉の奥から呻き声が漏れる。
「反省できてないみたいだね」
 女王様は、冷然とした口調でそう言い放つ。視線の先に、地につけた女王様の足が見えた。
 腹の内部を鷲掴みにされたような感覚、とでも言うのだろうか。
 女王様のヒールの爪先は僕の睾丸を的確に突いたようだった。吐き気が込み上げてくる。思わず咳き込む。身体を屈めようとするが、手足を縛られた状態ではそれも無理な話だ。
 僕には、ただ身体をわずかにくねらせ、その苦痛が遠退いていくのを待つことしかできなかった。
「うぅ……うっ、く……」
 苦悶の声が漏れる。女王様は相変わらず冷徹な瞳で僕を見据えていた。再び足を持ち上げ、ヒールで僕の陰部を撫で回す。そのことで、僕は再び自分の卑しさ、愚かさを自覚させられた。
「これ、……何?」
 そう問うた女王様の声色は、極めて無感情なものだった。嘲りでも罵倒でもない。強いて言えば、呆れ果ててしまった声に近いだろうか。当然だ。足で撫で回す度、僕の陰部が汚らわしい反応を示すのだから。
 先ほどの女王様の言葉を思い出すと、身を切り裂かれるような思いがして辛い。自責の念が僕を締め付ける。
 僕は自分の失態を反省するためにここにきたはずだった。実際に自分の行為を後悔し、憎みもした。だからこそ、女王様が来ることを恐れ、怯えていたはずなのだ。しかしそんな状態にありながらも、僕の中には、女王様に来てほしいという期待があったことは否めない。
 そして、いざ女王様の姿を目にした時、僕は性懲りもなく陰茎をそそり立ててしまった。言うなれば、欲情の虜。己の欲望に忠実になり、飼い主の指示を守ることすらできない。女王様は、僕の意地汚いその本心を見抜いていたのだろう。
 ――僕は……ペット以下の存在……
 脱力感が全身を覆う。
 ――飼う価値すらない……用無しの……
 自虐精神が全身を覆い始めた頃、女王様の前蹴りが飛んできた。ヒールの爪先が腹に突き刺さる。
「ぐふうっ!……うっ……」
 内部を抉る鋭い衝撃が、何度も僕を襲った。一言も発することなく、女王様は何度も僕の腹を潰すように蹴った。僕は悶声を上げ、咳き込み、胃液を口に溜め、苦痛にひたすら耐える。しかし、意に反して、僕のモノだけは、先ほど以上の漲りを見せてしまっていた。自分の惨めさが嘆かわしい。
 女王様はそんな僕の様子を、冷やかな眼差しでじっと見つめていた。
 ようやく女王様の蹴り足が止まった時には、僕の呼吸は乱れきっていた。そうであるにも関わらず、僕のモノは聳え立ったままだった。よりにもよって、先から透明の液体まで吐き出して……
 僕は肩を落とした。自分の情けなさに、声も出なかった。しかし、女王様はそんな僕に言葉を要求する。落ち着いた声で、
「言うべきことがあるでしょ」
 と、僕を追い詰める。それは、死刑執行の宣告に聞こえた。

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