{
2007/03/31(土) }
しばらくすると、女王様は鞭を片手に、薄ら笑いで僕を見つめる。
…これから始まる恐怖…
僕は怖さと寒さで体が思うように動かない。
「いい子になれるよう、ちゃんと躾けてあげるからね。」
そう言うと女王様は僕に何度も何度も鞭を打ち付けた。
打たれる度、まるで体中を切り刻まれているかのような激痛が襲う。
僕は思わず声を上げる。しかし女王様はそんな僕を嘲るように、さらに力強く鞭を打ち据える。
それから女王様は、手に持っていたカッターを僕の喉元に突きつける。
体中に少しずつ…少しずつ…浅い傷痕を残していく。
その度に僕の体は激痛を伴い、痛みで悲鳴を上げる。
そんな僕の口に、女王様はタオルを噛ませた。
地面全体を覆う真っ白な雪に、僕から溢れ出た血が点々と痕を残す。
しかし吹き荒ぶ吹雪が、それを瞬時に隠してしまうのだ。
何度も…何度も…打たれ、傷つけられ…
その度に僕は悶え苦しんだ。叫び声はタオルに吸い取られていく。
しかし、感謝の言葉は決して忘れてはならない。
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
寒さと痛さで半狂乱になりながら、僕は女王様にお礼の言葉を述べる。
僕を飼い、こんな風に遊んでくれる女王様を、僕は心底尊敬している。
お礼の言葉は僕の本心だ。ありがとうございます、女王様…
そのまま僕は意識が遠のいていった。
気付くと僕は温かい車の中にいた。体の上にはたくさんの毛布がかけられていた。
「あ…あ…」
僕は反省し、ここまで運んでくださった女王様にあらためてお礼を申し上げるとともに、女王様のご機嫌を損ねてしまってはいないかと様子を窺った。
「ありがとうございました。ぼ…僕…」
運転しながら女王様は笑顔を漏らし、そんな僕に静かに言った。
「いい子だったね。よく頑張ったよ。」
僕はこれ以上ないほどの幸せを感じ、新たな至福の瞬間を…今この瞬間を存分に味わっていた。
END
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…これから始まる恐怖…
僕は怖さと寒さで体が思うように動かない。
「いい子になれるよう、ちゃんと躾けてあげるからね。」
そう言うと女王様は僕に何度も何度も鞭を打ち付けた。
打たれる度、まるで体中を切り刻まれているかのような激痛が襲う。
僕は思わず声を上げる。しかし女王様はそんな僕を嘲るように、さらに力強く鞭を打ち据える。
それから女王様は、手に持っていたカッターを僕の喉元に突きつける。
体中に少しずつ…少しずつ…浅い傷痕を残していく。
その度に僕の体は激痛を伴い、痛みで悲鳴を上げる。
そんな僕の口に、女王様はタオルを噛ませた。
地面全体を覆う真っ白な雪に、僕から溢れ出た血が点々と痕を残す。
しかし吹き荒ぶ吹雪が、それを瞬時に隠してしまうのだ。
何度も…何度も…打たれ、傷つけられ…
その度に僕は悶え苦しんだ。叫び声はタオルに吸い取られていく。
しかし、感謝の言葉は決して忘れてはならない。
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
寒さと痛さで半狂乱になりながら、僕は女王様にお礼の言葉を述べる。
僕を飼い、こんな風に遊んでくれる女王様を、僕は心底尊敬している。
お礼の言葉は僕の本心だ。ありがとうございます、女王様…
そのまま僕は意識が遠のいていった。
気付くと僕は温かい車の中にいた。体の上にはたくさんの毛布がかけられていた。
「あ…あ…」
僕は反省し、ここまで運んでくださった女王様にあらためてお礼を申し上げるとともに、女王様のご機嫌を損ねてしまってはいないかと様子を窺った。
「ありがとうございました。ぼ…僕…」
運転しながら女王様は笑顔を漏らし、そんな僕に静かに言った。
「いい子だったね。よく頑張ったよ。」
僕はこれ以上ないほどの幸せを感じ、新たな至福の瞬間を…今この瞬間を存分に味わっていた。
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