[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 男の身体が痙攣を始める。しかしそれでも、傷だらけの両手はゆっくり床へと伸びていく。
 目尻、口元、鼻、頭部。諸所から流れる血液が、腫れ上がった男の顔を覆っていった。
 わずかに身体を持ち上げた男の両腕は、小刻みに震えている。表情を歪め、必死で両腕に力を入れている様子だった。
 女性は既に、そんな男の姿を見てすらいない。上目遣いに自分の前髪を覗き、指先で軽く梳いている。ようやく男が猫背の姿勢で立ち上がった時も、女性は視線をそちらへ向けようとはしなかった。
「ぐ、おおおあっ!」
 奮起したように声を絞り、男が再び女性に向かって突進する。女性は男に目を遣ることもなく、その体当たりをするりとかわす。苦笑し、
「それはさっきやったでしょ?」
 と、窘めるように声をかける。男は憤怒し、今度はがむしゃらにその腕を大きく振り回す。
 女性はその時になって、ようやく男を見る。そして、
「今度は、あなたが鬼になったみたいね」
 と微笑しながら、向かい来るその腕を手の甲や掌で弾いて逸らしてみせる。
「観客も悦ぶと思うよ」
「うるせーんだよ! おらああぁっ!」
 完全に頭に血が上っているのか、男からは既に言葉遣いへの配慮は見られない。女性にも、今やそれを気にしている様子は見られなかった。ただ涼しげな表情を浮かべ、男の拳を軽々とかわしている。
「やっぱり、動作も鈍いね」
「くそっ……、くそ、おおぁっ!」
「もしかして、もう息切れ?」
「……っかに……、馬鹿に、す……すんじゃねぇっ!」
「そう。じゃあちょっとだけ、力入れるね」
 言いながら女性は、男の両手首を難なく掌で捕らえる。男の動きが止まる。女性が両掌にじわじわと力を込めていくにつれて、男の顔が青ざめていく。やがて男は絶叫した。女性が両手から力を抜いた時、男は弾かれたように互いの腕を庇って蹲った。
 男に苦悶の表情が浮かぶ。いつの間にか、男の両手首は真っ赤に変色していた。
「弱々しい身体……」
 女性が男を挑発する。
 男は鼻息を荒くしながら、今度は大振りの蹴りを放つ。しかしながら、それは到底、蹴りと呼べるようなものではなかった。強いて言えば、舞踊であろうか。当然それも、女性の前では何の効果も為さなかった。彼女は「ふうっ」とため息をつくと、
「大体、闘い方がなってないよ」
 と、呆れ返ったような口調で言う。そして――
 …………突如、男の表情が恐怖の色へと変わる。次の瞬間には、再び男は宙を舞っていた。
「蹴りはこうやるの」
 と小さく呟き、女性はその足をゆっくりと地につけた。その笑いの混じった声はおそらく、吹き飛んだ彼の耳には届いていなかったことだろう。
「ぐはああぁっ!」
 男の悲鳴が、またも狭い地下室に木霊する。
 シェルターの壁に身体を叩き付けられた男は、壁をなぞるようにして、再び床へと崩れていった。

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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ。じつにすばらしい。この男は、どのようになってしまうのかじつに楽しみ。またこの風景を観戦している女性達は、笑いながらみているのか、それともやれやれとあそこをいじりながらみているのか、想像します。またまた私の萌え話で申し訳ありませんが聞いて下さい。今日、私用で会社を休み横浜に行きました。普段車で通勤しているのですが、今日は、車が使えないため電車に乗りました。私の車両に髪を後ろに束ねた綺麗な女性が乗ってきたのですが、その女性の脚を見て勃起しました。ミニスカートで腿の半ばまである黒のニーソ本当に触りたかった。女性はファッション程度でいるが、男の中には、死ぬほど触り舐めたくなるやつがいるのを知っているのかと聞いて見たい。また帰りの電車では、ホームに向かい歩いていると後ろで、あー私煙草切らしてたと女性の声がしたので、なにげに振り返ると女性ではなくまだ幼い顔でセーラー服を着た少女4人組みだった。おそらく私立のお嬢さん学校1人は踵を潰し歩いていた。まさかこんな女の子が煙草を吸うわけないと自分に言い聞かせ聞き違いと思い込みわざと抜かさせ確かめたくなったが、すかさず1人の女の子が洋子タスモ持ってるよねと言った。なんで中学生の女の子がそんなものを持っているのか解らん。方向が違うためついて行けないが、中学生女子は、もはや喫煙は当たり前なのだろうか。自分の中学時代を思い出すと確かにヤンキー女は、吸っていたが、今は見た目ではありえない娘が吸っているのが萌える反面ふざけるなと一発やりたくなる。そして今日のメインは、用を済ませ駅まで歩いていると、途中で自転車に乗った少女3人が私のほうに向かってきてすれ違う手前20メートル位で自転車を降りた。その時2人の少女の脚がまっ白なのでサイハイソックスでもはいているのかと楽しみに近ずくと短パンに白いタイツだった。白いタイツは、珍しいなと思うと自転車を止めた建物はバレイ教室だった。すぐに妄想しました。この子達は、間違いなくSEXを楽しむためにやっている。あらゆる体位を身につけ男をヒーヒーなかすために。またおこずかいをあげるから私の顔の上でおどってくれと頼もうかなど。また大人の女性による闇のバレイ集団など想像しました。発表会では、床に数人の男をはり付けその上で十数人のバレリーナが、踊る。ただし特殊なトウシューズを穿いている。先が鋭く尖り堅いもの。男達は体の上をつま先で刺され、手足もぼろぼろ最期はあらかじめハイヒールで歯を全部ぶち折った口に片足を突っ込みもう片方の足を綺麗に高くあげる。仕上げは、口に足を入れている女性のまえに他の女性が来ると両脇でその女性を持ち上げ男の顔の上に乗せる女性の着地地点は男の目の上で見事に爪先立ち眼球は、押し出され窒息寸前の男の上で糸を引く口ずけまさに白鳥の湖ならぬ白鳥の血の海。長くなり申し訳ありません。私土曜の朝から火曜まで九州旅行に行きますので帰ってきてからの小説楽しみにしています。
2008/10/09(木) 21:20 | URL | でぶ #-[ 編集]
こんばんわです~。
この話はツボでした。
両手首を締め上げ、「弱々しい身体……」と呟くところは、女性が腕力で男性を圧倒するのが好きな自分にとってはかなり大ヒットです、ストライクゾーンまっしぐらです、ちょっと興奮してます^^;
男を余裕で嬲ってる描写がたまらないですねー。素晴しいです。
2008/10/10(金) 21:05 | URL | ネムレス #-[ 編集]
今頃は明日の準備中でしょうか。
>でぶさん
お褒めに与り、恐縮です。楽しんでいただけていれば本望です。
そして、でぶさんの妄想は本当に発想が豊かですよね。いつも感服しています。
ちなみに、個人的には現実における女性の不徳は罰すべしと思っています。一発バシッとシメて正解です。
明日からご旅行に行かれるとのことで。素敵ですね。ただ、道中はくれぐれもお気をつけくださいね。
間違っても、喫煙中の美人女性に因縁をつけられて、蹴り殺されたりしませんことをお祈り申し上げます(笑)
またのご来訪をお待ちしています。心ゆくまで、ご旅行を楽しんできてください。
2008/10/10(金) 21:50 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
お世話になっています。
>ネムレスさん
こんばんは。ご来訪とご感想を頂き、本当にありがとうございます。
ちなみに、実は先ほどまでネムレスさんのサイトにお邪魔して、更新を喜んでいたところでした。
更新作業、おつかれさまです。いつも楽しませていただいてます。
大ヒット&ストライクゾーンまっしぐら。身に余るお褒めの言葉、大変恐縮です。
「ちょっと」でなく「とことんまで」興奮できるサイトを目標に、精進していく所存であります(笑)
今後の展開にもお付き合いいただけたら幸いです。またのご来訪をお待ちしております。
2008/10/10(金) 22:02 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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