[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 しばらくすると豚は抵抗をやめ、踏み付ける私の足の力に応じて苦悶の声だけを上げた。もう疲れてしまったのだろう。ゼェゼェと肩で息をしている。
 豚の顔は少し腫れていた。さっきより幾分マシな顔になっていると思うと、自然に笑いが込み上げてくる。
 私が足を腹から離すと、そいつはゴホゴホと咳き込み始めた。さっきまでの勢いはなくなっていた。仰向けのまま、その場に倒れ込んだままでいる。
 豚の目の端はつり上がり、歯からはギリギリと音を立てていた。
 私はソファに腰掛け、そいつを見下ろしながら、
「まだ反抗する?」
 と、問いかける。豚はしきりに歯軋りをしながら、悔しそうに鼻を鳴らしていた。
「さんざんコケにしくさって……」
 豚の嘶きは濁って聞き辛かった。私は鼻で笑ってそれに答える。
「今さら何言ってんの? 意味わかんない」
「ひ、人を豚呼ばわりまでしておいて、よくもそんなことを……」
「はぁ? あなた豚じゃないの?」
 その言葉を聞いた豚は仰向けのまま身体をぶるぶると震わせる。
 私がさらに大きな声で笑いながら、
「大体、豚のくせに言葉をしゃべってるなんて図々しいんだよ」
 と言うと、豚はまた激昂した様子だった。つくづく躾のなってない豚だ。すぐに反抗心を剥き出しにする。怒りに任せて、みすぼらしい身体を懸命に動かそうとしている姿がみっともない。
 しわしわの老豚はまだ身体を動かせるほどには回復していない様子だった。
 私はそんな哀れな豚を見ながら、静かな口調でゆっくりと話した。
「……非常識な時間にやって来る」
 私は今日の豚の行動を回想する。
 豚はもがき疲れたのか、ぐったりと身体から力を抜いていた。私は言葉を続ける。
「しつこくベルを鳴らす。玄関に入れてやれば無様にふらつく。私の手を煩わせて、自分を部屋にまで運ばせる。持ってきたのは珍しくもなんともない、くだらない二冊のパンフレット――」
 そこまで言った時、豚が、
「三冊だ!」
 と吠えた。私はそれを聞き流し、さらに言葉を紡ぐ。
「魅力の欠片もない講座を必死で勧める。どうかお願いします。お願いします、……ってね」
 言っている最中で、思い出し笑いを堪えきれなくなる。豚は一丁前に恥辱の表情を浮かべ、ようやく身体を起こしていた。
 私は笑いながら続ける。
「帰れと言ったら惨めに懇願する。それでも駄目なら恥ずかしげもなく土下座する。冷たくされて泣き始める。しまいには逆ギレして飛びかかってくる。あろうことか……この私を殺そうとする」
 言葉を連ねた後、私は嘲笑を止めた。再度、豚の目をじっと見つめる。
「存在する価値、あるの?」
 私のその言葉を期に、豚の目から再び汚い液体が垂れるのが見えた。

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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ。ご苦労様です。豚の口のききかたがなっていませんね。たっぷりヤキをいれる必要ありとみました。話は、変わりますが野田聖子様の下男になりたい。靴磨き、トイレ掃除、アソコの手入れなど。
2008/08/04(月) 21:05 | URL | でぶ #-[ 編集]
お久しぶりです。
でぶさん、こんばんは。いつも労いのお言葉をありがとうございます。
こうやってコメントを頂けることを、とても有難く思っています。
この老人には、やはりヤキ入れが必要ですか(笑) 何となくでぶさんらしいご感想だと思いました。
そして、でぶさんは野田さんが本当にお好きですよね。その心がけがあれば、下僕の素質は十分かと。
ますます暑さが厳しくなってきましたね。体調には十分留意なさってください。
今回もまた、連載完結までお付き合いいただけたら嬉しいです。
2008/08/05(火) 01:50 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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