{
2008/06/03(火) }
私は再度、嶺岸さんの左手を掴む。彼は条件反射のように身体を震わせ、
「ご、ごめんな……さいぃ……。許して……くださいぃ……」
と、今にも消え入りそうな声で訴えた。その姿は本当に弱々しかった。彼を愛しいと思う心が、私の中で膨れ上がってくる。
……私がこの人を素直にさせてあげないと……
そういった気持ちがどんどん込み上げてくる。きちんと躾ければ、きっと素直になれる。そう信じて、私は彼に自分のできる限りのことはしてあげたいと思った。
「早く自白しましょうね。」
言いながら私は、既に小指と薬指の折れた彼の左手を持ち上げ、中指を折った。「ぎゃああああ!」という絶叫が取調室を覆う。そして再び罪を問うが、彼の答えはやはりNoだった。今度は彼の人差し指に手をかける。
「やめ……やめて……。お願いします――」
「――自白したらすぐに終わりますよ。」
努めて優しく声をかけ、私は人差し指を折る。
「ぎぃや……っあああっ……」
彼の絶叫を聞きながら残った親指に両手をかける。
「自白してください。」
私は彼の左手の親指の関節に力を込める。彼は顔面蒼白になり、その口からはもはや言葉すら出てこなかった。ただじっと目を瞑り、その時が来るのを待っているような感じがした。
バキッと乾いた音が室内に響く。
「ぐううああああっ!……あぐぅ……ぐぅぅ……」
左手の全指の骨を折っても、彼の答えは変わらなかった。
彼はぐったりと身体の力を抜いて気を失った。当然足に力が入らないから、チェーンが彼の首を持ち上げる形になる。チェーンがミシミシと音を立て、彼の口からは泡が吹き零れてきていた。
私は脱力したまま、彼の首からチェーンを外した。
彼に気持ちが伝わらないことが悔しくて仕方がなかった。やりきれなさが込み上げてくる。
チェーンから解放された彼は、潰れるように床に倒れ込んだ。彼の口から流れ出す血液が床にじわじわと広がっていった。
ふと気付くと、私の白いプリーツスカートにも彼の血が付着していた。購入したてだったから、すごく残念だった。でも、これも仕事だから仕方がない……。そう自分に言い聞かせるけど、やっぱりそのショックはとても大きかった。
私はぐったりと倒れ込んだ彼を背負い、取調室の隅に置かれた拷問器具に固定した。彼が気を失っている間に着々と準備を進める。
凛先輩なら、肉体一つできっと自白させられるのに。私はまだまだ力不足みたい。
……自分の力の無さが恥ずかしい。私の思いを彼に伝えられないことがもどかしい。
私がライターで彼の睾丸をしばらく炙ると、彼は悲鳴を上げて飛び起きた。手足が拘束されていることに驚いたのか、彼は不安そうに、キョロキョロと目だけで周りを見回していた。
ちょうど背凭れに寄りかかって座っているような姿勢だ。全裸の彼がもがく。しかし拘束具は彼の身体をがっちりと固定しているため、身動きを取ることはできない。
彼が再び悲鳴を上げたのは、自分の睾丸をしっかりと挟み込んでいる万力を見た時だった。
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「ご、ごめんな……さいぃ……。許して……くださいぃ……」
と、今にも消え入りそうな声で訴えた。その姿は本当に弱々しかった。彼を愛しいと思う心が、私の中で膨れ上がってくる。
……私がこの人を素直にさせてあげないと……
そういった気持ちがどんどん込み上げてくる。きちんと躾ければ、きっと素直になれる。そう信じて、私は彼に自分のできる限りのことはしてあげたいと思った。
「早く自白しましょうね。」
言いながら私は、既に小指と薬指の折れた彼の左手を持ち上げ、中指を折った。「ぎゃああああ!」という絶叫が取調室を覆う。そして再び罪を問うが、彼の答えはやはりNoだった。今度は彼の人差し指に手をかける。
「やめ……やめて……。お願いします――」
「――自白したらすぐに終わりますよ。」
努めて優しく声をかけ、私は人差し指を折る。
「ぎぃや……っあああっ……」
彼の絶叫を聞きながら残った親指に両手をかける。
「自白してください。」
私は彼の左手の親指の関節に力を込める。彼は顔面蒼白になり、その口からはもはや言葉すら出てこなかった。ただじっと目を瞑り、その時が来るのを待っているような感じがした。
バキッと乾いた音が室内に響く。
「ぐううああああっ!……あぐぅ……ぐぅぅ……」
左手の全指の骨を折っても、彼の答えは変わらなかった。
彼はぐったりと身体の力を抜いて気を失った。当然足に力が入らないから、チェーンが彼の首を持ち上げる形になる。チェーンがミシミシと音を立て、彼の口からは泡が吹き零れてきていた。
私は脱力したまま、彼の首からチェーンを外した。
彼に気持ちが伝わらないことが悔しくて仕方がなかった。やりきれなさが込み上げてくる。
チェーンから解放された彼は、潰れるように床に倒れ込んだ。彼の口から流れ出す血液が床にじわじわと広がっていった。
ふと気付くと、私の白いプリーツスカートにも彼の血が付着していた。購入したてだったから、すごく残念だった。でも、これも仕事だから仕方がない……。そう自分に言い聞かせるけど、やっぱりそのショックはとても大きかった。
私はぐったりと倒れ込んだ彼を背負い、取調室の隅に置かれた拷問器具に固定した。彼が気を失っている間に着々と準備を進める。
凛先輩なら、肉体一つできっと自白させられるのに。私はまだまだ力不足みたい。
……自分の力の無さが恥ずかしい。私の思いを彼に伝えられないことがもどかしい。
私がライターで彼の睾丸をしばらく炙ると、彼は悲鳴を上げて飛び起きた。手足が拘束されていることに驚いたのか、彼は不安そうに、キョロキョロと目だけで周りを見回していた。
ちょうど背凭れに寄りかかって座っているような姿勢だ。全裸の彼がもがく。しかし拘束具は彼の身体をがっちりと固定しているため、身動きを取ることはできない。
彼が再び悲鳴を上げたのは、自分の睾丸をしっかりと挟み込んでいる万力を見た時だった。
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