[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 ポカンと口を開け、男子五人はそこに立ち尽くしていた。
 美里はすっと立ち上がり、身体に付いた砂を平然と払い落とす。それから黒木を見下ろし、
「『死ねや!』はちょっとツボでした。」
 と、ポツリと呟く。そう言った彼女の頬は赤く染まっていた。
「でも、正直タイプじゃないんです……」
 美里の妙な言動。それに加えて彼らが予想だにしなかったであろうこの状況。男子たちの瞳は露骨に戸惑いの色を湛えていた。誰ともなしに、互いに顔を見合わせている。
 怒声は止み、異様な静けさが辺りを包み込んでいた。
 業を煮やしたのか、宮田はその雰囲気を打ち破ろうとするかのように声を張る。
「お……お前ら、何マグレにビビってんだよ? 早くやっちまえよ!」
 その宮田の言葉を機に、彼らは再度自分自身を奮い立たせようと気張っているようだった。「マグレ」という言葉が、今の彼らには一番納得のいく言葉だったのだろう。
 中でも特に勢い付いたのは、篠崎と末松だった。今度は二人が、お互いの顔を見合わせる。目と目で言葉を交わしているようだ。同時にコクリと頷く。そして二人は一斉に美里に襲いかかった。
 美里は二人が襲いかかってくるのをかわそうとすらしていないようだった。
 篠崎は彼女の髪をぐいと掴み上げ、末松は両手で胸を鷲掴みにする。彼らの奇襲を受け止めた彼女は喘いで身を捩る。篠崎が髪をさらに引っ張って頭を持ち上げ、拳を振り上げる。
 その時、美里は恍惚にも似た表情を浮かべていた。
 篠崎が頬を赤める。彼女の吐息は熱っぽく、瞳が緩んでいた。彼がふと目線を下へと向けた時、彼女の制服が乱れているのに気が付いた。末松が胸を掴んでいるので、肌蹴てしまったらしかった。その中から覗く白い下着を目にし、篠崎は目の色を変えた。彼のモノがムクムクと膨れ上がってくる。彼は自らの欲情を打ち消すかのように目を瞑って頭を何度か振った。そして「あああっ!」という叫びとともに、その拳を美里の頬に叩きつけた。
 美里の顔が横に振れる。
 彼女はそのまましばらく俯いていた。篠崎はその様子を見ながら、さらに拳を振り上げる。その時、彼女はふと顔を上げ、彼の顔をじっと見つめた。
 頬を少し赤く腫らした美里の瞳には涙が浮かんでいたが、その表情はまるで愉悦に浸っているかのようだった。
 篠崎が一瞬怯む。
 そして彼女の口から吐息混じりの声が聞こえた時、彼は振り上げた拳を忘れ、完全に動きを止めた。
 その瞬間だった。
 美里の瞳が揺らめき、目にも留まらぬほど速い裏拳が篠崎の眉間を打ち抜いた。彼が声を漏らしてよろめいた時には、既に彼女の膝が篠崎の睾丸を見事に蹴り上げていた。
 篠崎は「ぐむっ……」という呻き声を上げ、膝から崩れ落ちた。
 美里は哀れむような瞳で篠崎を見下ろし、
「……痛かったですよね。」
 と、心配そうな声で囁く。
 痛みの大きさからか、篠崎の目に涙が溢れてくる。
 彼は股間を押さえながら、地面を転がって悶絶した。

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