[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「うーん……」
 と真紀は唸り、再び憂鬱そうな表情を浮かべる。
 幸い今日は日曜日だ。休日になるとデートに出かけるのが僕たちの日課になっていたが、気分が悪いのなら無理をする必要はない。
「今日はゆっくり休もうか。」
 そう言って、僕は布団を用意する。真紀は深いため息を吐き、また窓の外に目をやっていた。
 真紀の症状が分からず、僕は不安に駆られる。
「……やっぱり、季節柄なのかな?」
 無意識に出た独り言だったが、真紀はそれに反応する。
「季節柄って? どういうこと? こういう気分になる病気があるの?」
「いや、病気って言うかさ……」
 そこまで言って僕はふと先ほどのことが気がかりになった。真紀のあの態度の変容は一体何だったのだろう。いきなりあんなことをするなんて。そう思うと、僕は口を開かずにはいられなかった。
「あの、さ。さっきは何であんなに怒ったの?」
「え? 何が?」
 真紀の反応に僕は驚く。
 まるでさっきまでのことをすっかり忘れてしまったかのように、彼女は平然とした表情を見せていた。
「何って。さっき僕を蹴ったでしょ? すごく怒って。聞いただけだったよ、五月病じゃないかって――」
 そこまで言った時、真紀は唐突に立ち上がり、僕の方へと向かってきた。
 顔を掴まれ、僕は自分の敷いた布団の上に倒される。
「え? ちょ……あ、もごっ……」
 僕の口に真紀の足が捻じ込まれる。喉につかえる感触に不快感を覚え、たまらず吐き気を催す。彼女はやがてその足を僕の口から引き抜くと、躊躇なく僕の顔面を踏み付けた。噴き出す鼻血とともに、痛みが込み上げてくる。思わず僕は唸る。
「……今、何て言ったの?」
 その真紀の声音は明らかに威嚇の様相を呈していた。
 僕は何が何やら分からず、ただその痛みに悶え苦しんだ。彼女の足の下から滑り出すと、僕は顔面を押さえて身体を転がした。
「ぐ……あぁ……」
 呻き声を上げる。それでも真紀の猛攻は収まらない。転がる僕を甚振るように、何度も身体中を蹴り上げる。僕は理由が分からないまま、ただ身を丸めていた。
「ご、ごめん。僕、何か気に障ること言った? だったら、謝るから!」
 しかし真紀の蹴りはなおも続く。しかし、この時僕には一つだけ分かったことがあった。「五月病」だ。さっきからこの言葉に彼女は反応し、普段は決して見せることのない凶暴性を発揮している。嫌な思い出があるのかもしれない。何かトラウマがあるのかもしれない。
 そんなことを考えていた矢先、真紀のニードロップが仰向けに倒れた僕の腹を見事に抉った。
「ぐ……うええぇ!……あぐぅ……」
 強烈な不快感が僕を包み込む。内部から突き上げてくる嘔吐感に耐え切れず、僕は必死でトイレへと駆け込んだ。
「どこ行くんだよ、おら!」
 真紀の罵声を背中で聞きながら、僕は便器に顔を突っ込み、喉の奥から勢いよく吐瀉物を吐き出した。

Back | Novel index | Next
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。