[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 常沢の異常に明るい声が電波に乗って俺の耳に届く。
「あぁ、赤堀か。面白えネタがあるんだよ。」
 こいつが面白いという時は決まってロクなことがない。
 ただでさえ俺はこいつと付き合ってやったあの日のことを…あの日のことを夢に見ない日がないのだ。
『こ…殺してやる…殺してやるー!!』
 あのホームレスの声は、一生俺に付きまとうのかもしれない。
 あいつの怨念が憑いているのではないかと本気で思うことすらある。
 こいつはどうしてこんなに軽いんだろう。
 人一人殺した罪悪感というものを、こいつはもっているのだろうか?
 まぁ、俺だけいい子ぶっても仕方のないことだ。
 こいつが少年院送りになっただけで、俺は免罪になったんだ。それに、こいつだって本当は殺すつもりなんかなかったんだろう。
 あのホームレスが素直に金を渡していれば…無抵抗でいたなら…くそっ!もう済んだことだ。悩んでいるこっちが馬鹿らしい。
 そんな俺をよそに常沢は至極、真面目な口調で話し始めた。
「智香から聞いたんだけどな。お前、目の無い女の噂、知ってるか?」

 …目の無い女?…
 嫌な感じを受け、俺は身震いした。当然俺には聞き覚えがなかった。
「いや…全く。何なんだそれは?」
 相槌を打つ。この展開で常沢が調子に乗り、厄介ごとに巻き込まれる。これが俺たちの常。
 これまでずっとそういったことを繰り返してきたはずだが、どうしてもこの打開策が見当たらない。
 大体、自分の彼女が噂で聞いたようなことを真に受けて調子に乗るようなやつを、どうして未だに切り離せないでいるのか…
 俺は自分が情けなくなった。
 予想通り、常沢は得意そうに目の無い女についての話を続けた。

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