[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 無我夢中で突進した。
 頭の中にあったのは、先ほどの里佳子の仕草だった。
『どの道、ここからは出られませんからね。』
 そう言って彼女は確かに自分の胸ポケットを見た。間違いない。カードキーはそこにある。それを奪ってここから絶対に逃げ出してやる。
 その思いを胸に、俺は必死で走った。
 時間にすれば一秒もかからなかっただろう。しかし俺にとってはとても長い時間に感じられた。まるで時間が止まってしまったのではないかと思えるほどに。
 里佳子の顔は既に目の前にあった。
 勢いよくぶつかって里佳子を倒し、その隙にポケットからカードキーを奪い取る。呆気に取られた恵美と茜は、その場に立ち尽くす。俺は扉の前まで瞬時に移動し、鍵を開けて外へと飛び出す。
 ……そういう計画だった。
「ぐ……があぁ……うっ……」
 しかし現実は、俺の計画とは程遠いものだった。目前の里佳子は俺ににっこりと笑いかけていた。
 鋭い痛みが身体中を巡る。俺は大きく目を見開いたまま、開け放した口から涎を垂らしていた。
「びっくりしましたわ。突然なんですもの。」
 里佳子は淡々とした口調で、俺の耳元にそう囁いた。しかしその言葉は、俺の脳には届かなかった。目の前が真っ暗になり、里佳子にもたれかかる。
 彼女は膝を持ち上げていた。それが、俺の股間を見事に打ち抜いていたのだ。
 俺の突進の勢いがカウンターとなり、その衝撃は何倍にも膨れ上がったのだろう。狂いそうなほどの鈍痛を睾丸に感じ、俺は反射的に崩れ落ちそうになる。しかし、里佳子はそれを許してはくれなかった。俺の両脇に手を入れ、抱きつくような姿勢で俺の身体を支えた。
「はしたない子。」
 子どもを窘めるような口調で、里佳子はそう呟いた。しかし彼女の目は決して笑ってはいなかった。
 切れ長の瞳の端が鋭く持ち上がる。彼女はそのままの体勢で、さらに何度も俺の股間に強烈な膝蹴りを見舞った。ビデオカメラを踏み潰せるほどの彼女の脚力を、俺は今、身をもって体感していた。
「があああっ!……かはっ……ぐうぅぅああっ!」
 掠れた声を振り絞り、俺は絶叫する。
 体全体が大きく揺さぶられるかのような振動。刺すような痛みに加え、後から内部へと込み上げてくる不快感。まるで、剥き出しにされた内臓をしつこく踏み躙られているような七転八倒の苦痛。
 俺は睾丸を庇おうと腰を引く。無意識に内股になる。しかしその抵抗は、全く意味を為さなかった。恵美と茜がとっさに俺の足に飛びかかったからだ。二人に両足をしっかりと固定され、股を強制的に開かされる。里佳子は俺の身体を再びしっかりと抱き寄せ、膝を後ろに引く。
「や、やめ……や……ぎぃやあああっ! ぐふうぅぅっ!」
 俺の声は、やはりまともな言葉にはならなかった。
 里佳子の膝が何度も何度も俺の睾丸に突き刺さり、俺は悶絶を繰り返した。倒れることも、睾丸を守ることも出来ない。俺はまさに今、里佳子の人間サンドバッグと化していた。

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