{
2007/12/14(金) }
「げええぃやあああ!……ぐぅあうああああ!!」
地獄という場所が本当にあるのなら、ヒョロ男の叫びはそこのものに限りなく近いのではないだろうか。それくらい、男の叫び声は大音量で耳障りが悪かった。
私はヒョロ男の身体を押さえつけたまま、陰部を丁寧に切り取っていった。亀頭にナイフの先を入れ、中から開くように先の穴を広げる。そのまま竿部を伝ってナイフを下まで移動する。そして、睾丸の一つを突き刺した。まさにその瞬間の叫び声であった。
「うぎぃやああああ!! おぐうぁ……んぐぅああああ!!」
ヒョロ男の陰部は既に血塗れになっていた。血飛沫を浴び、私はその感触にしばし身を委ねる。例え腐った男でも、その血の匂いは私に愉悦を感じさせてくれる。尤も、世の中の善人と呼ばれる人たちにこんな真似はしない。この男たちのような人間のクズ相手だからこそ、罪悪感の欠片ももたずに私は欲求を満たすことができるのだ。
患部からナイフを横向きにし、今度は玉筋を抉っていく。強烈な痛みからか、ヒョロ男は絶叫をやめようとはしない。全くうるさいことこの上ない。私はそのままもう片方の睾丸にナイフを滑らせる。男はそれを敏感に察知し、涙ながらに私に訴える。
「片方は……せめてもう片方は……」
私は片手でもう片方の睾丸を掴み、そっとナイフを振り上げる。
「やめて……ください! お願いします! 何でもしますから!」
「別に……。何もしなくていいわ。私はあなたたちをただ壊したかっただけだから。」
「ごめんなさい!……もうやめてください! お願いしますうううっ!」
「……あれ? そう言えば、あなたさっき私に何て言ったっけ?」
私の中に冷たい感情が湧き上がってくる。
「『やっべ、俺たち怒っちゃうかも。後悔しちゃうよ。』だったっけ?」
私は嘲笑うようにヒョロ男に声をかける。男は後悔の表情を見せている様子だった。小刻みに身体を震わせ、また叫ぶ。
「ごめんなさい。ごめんなさい。俺が……いやあの、僕が間違ってましたああぁ!」
無様なヒョロ男の姿が滑稽で仕方がなかった。私はそこでまた表情を消す。無表情のまま、無言で男の残された睾丸にナイフの焦点を当てる。
「や……やめ……ごめんなさい。痛え……ごめんなさい。許し……」
「大丈夫よ。すぐに楽にしてあげるから。」
そう言って私は、ナイフを力一杯振り下ろした。
男の絶叫が、いつまでも夜の路地裏にこだましていた。
私は地獄を見ているような男の狂った表情に興奮し、下半身は既に愛液でベトベトになっていることに気が付いた。この時間をいつまでも感じていたい……。そんな風に考えながら、私は男の首を足で押さえつけた。
「あなたたちみたいな男がいるから、私は楽しめるわ。さよなら。これでお別れね。」
グシャリという音と同時に、夜の路地裏にこだましていた男の声は途絶えた。
永遠とも思われる静寂が、辺りを包み込んでいた。
END
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地獄という場所が本当にあるのなら、ヒョロ男の叫びはそこのものに限りなく近いのではないだろうか。それくらい、男の叫び声は大音量で耳障りが悪かった。
私はヒョロ男の身体を押さえつけたまま、陰部を丁寧に切り取っていった。亀頭にナイフの先を入れ、中から開くように先の穴を広げる。そのまま竿部を伝ってナイフを下まで移動する。そして、睾丸の一つを突き刺した。まさにその瞬間の叫び声であった。
「うぎぃやああああ!! おぐうぁ……んぐぅああああ!!」
ヒョロ男の陰部は既に血塗れになっていた。血飛沫を浴び、私はその感触にしばし身を委ねる。例え腐った男でも、その血の匂いは私に愉悦を感じさせてくれる。尤も、世の中の善人と呼ばれる人たちにこんな真似はしない。この男たちのような人間のクズ相手だからこそ、罪悪感の欠片ももたずに私は欲求を満たすことができるのだ。
患部からナイフを横向きにし、今度は玉筋を抉っていく。強烈な痛みからか、ヒョロ男は絶叫をやめようとはしない。全くうるさいことこの上ない。私はそのままもう片方の睾丸にナイフを滑らせる。男はそれを敏感に察知し、涙ながらに私に訴える。
「片方は……せめてもう片方は……」
私は片手でもう片方の睾丸を掴み、そっとナイフを振り上げる。
「やめて……ください! お願いします! 何でもしますから!」
「別に……。何もしなくていいわ。私はあなたたちをただ壊したかっただけだから。」
「ごめんなさい!……もうやめてください! お願いしますうううっ!」
「……あれ? そう言えば、あなたさっき私に何て言ったっけ?」
私の中に冷たい感情が湧き上がってくる。
「『やっべ、俺たち怒っちゃうかも。後悔しちゃうよ。』だったっけ?」
私は嘲笑うようにヒョロ男に声をかける。男は後悔の表情を見せている様子だった。小刻みに身体を震わせ、また叫ぶ。
「ごめんなさい。ごめんなさい。俺が……いやあの、僕が間違ってましたああぁ!」
無様なヒョロ男の姿が滑稽で仕方がなかった。私はそこでまた表情を消す。無表情のまま、無言で男の残された睾丸にナイフの焦点を当てる。
「や……やめ……ごめんなさい。痛え……ごめんなさい。許し……」
「大丈夫よ。すぐに楽にしてあげるから。」
そう言って私は、ナイフを力一杯振り下ろした。
男の絶叫が、いつまでも夜の路地裏にこだましていた。
私は地獄を見ているような男の狂った表情に興奮し、下半身は既に愛液でベトベトになっていることに気が付いた。この時間をいつまでも感じていたい……。そんな風に考えながら、私は男の首を足で押さえつけた。
「あなたたちみたいな男がいるから、私は楽しめるわ。さよなら。これでお別れね。」
グシャリという音と同時に、夜の路地裏にこだましていた男の声は途絶えた。
永遠とも思われる静寂が、辺りを包み込んでいた。
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