{
2007/12/04(火) }
気付くと僕は全裸でソファに横たわっていた。
自分の置かれていたさっきまでの状況を思い出し、ビクッと身体を震わせる。そっと机の方を見ると、渚ちゃんは教科書を片手に熱心に勉強していた。
僕は慌てて身体を起こすと、股間を隠した。
「あ……あの……」
彼女に声をかける。
「あ、気付いたんだ。頑張ってるよ。」
先ほどまでのことがまるで嘘であるかのように、彼女は必死で学習を進めていた。
「あの……服、着てもいいですか?」
恐る恐る尋ねる。彼女の動きが一瞬止まるのが分かった。
「先生……」
背筋に冷たいものが上ってくる感覚が僕を襲う。彼女が何を考えているのか、僕には全く想像がつかなかった。
「先生。」
再び呼ばれる。僕は上擦った声で「はい」と返事をすると、彼女の言葉を待った。彼女はゆっくりと振り返ると、透明な密封袋を僕に見せた。
「これ、何だか分かるよね? 先生。」
小さな四角い袋の中に、とろりとした液体が入っていた。
「まさか……」
「逝くとこ、可愛かったよ。」
僕は言葉を発することができなかった。羞恥心や罪悪感が僕を苛む。
「こんなに真っ白なんだね。あ、でもだんだん透明になってきたような……」
僕は自尊心を破壊され、目の前が真っ暗になった。
「これからもたくさん教えてよね、先生。」
何故こんなことになってしまったのか。
ここまでされて、それでも何故彼女に魅かれるのか。
その理由を本当は知っている。
だが僕は、それに気付かないふりをして、ただ項垂れた。
END
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自分の置かれていたさっきまでの状況を思い出し、ビクッと身体を震わせる。そっと机の方を見ると、渚ちゃんは教科書を片手に熱心に勉強していた。
僕は慌てて身体を起こすと、股間を隠した。
「あ……あの……」
彼女に声をかける。
「あ、気付いたんだ。頑張ってるよ。」
先ほどまでのことがまるで嘘であるかのように、彼女は必死で学習を進めていた。
「あの……服、着てもいいですか?」
恐る恐る尋ねる。彼女の動きが一瞬止まるのが分かった。
「先生……」
背筋に冷たいものが上ってくる感覚が僕を襲う。彼女が何を考えているのか、僕には全く想像がつかなかった。
「先生。」
再び呼ばれる。僕は上擦った声で「はい」と返事をすると、彼女の言葉を待った。彼女はゆっくりと振り返ると、透明な密封袋を僕に見せた。
「これ、何だか分かるよね? 先生。」
小さな四角い袋の中に、とろりとした液体が入っていた。
「まさか……」
「逝くとこ、可愛かったよ。」
僕は言葉を発することができなかった。羞恥心や罪悪感が僕を苛む。
「こんなに真っ白なんだね。あ、でもだんだん透明になってきたような……」
僕は自尊心を破壊され、目の前が真っ暗になった。
「これからもたくさん教えてよね、先生。」
何故こんなことになってしまったのか。
ここまでされて、それでも何故彼女に魅かれるのか。
その理由を本当は知っている。
だが僕は、それに気付かないふりをして、ただ項垂れた。
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