[18禁] 逆リョナ小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
 女性は両手の指先で僕の涙を拭った。僕の顔を持ち上げ、視線が合うようにじっと僕の瞳を覗き込む。
 僕は申し訳なさと恥ずかしさから、どうしても視線を合わせることができなかった。動揺し、目が自然と泳いでしまう。
「……気に入ったわ。」
「え……」
 思いがけない言葉に僕は、無意識に視線を女性へと向ける。涙で霞んだ瞳からは、女性の表情の細部までは読み取ることはできなかった。しかし、その表情は穏やかに見えた。
 女性はどこからか取り出した金属製であると思われる輪状のものを、僕の首に付けた。
「これは……? 首輪?」
 僕の言葉への返答はなかった。それが何を意味するものなのか、僕には分かるはずもなかった。
 女性は「ふふ」と少し笑みを零したかと思うと、その首輪をじわじわと手元に引き寄せた。それに反応して首輪は締まり、僕の喉を圧迫する。首輪を繋ぐ鎖に付いたボタンを女性が押すと、痺れるような強烈な痛みが首から全身に伝わる。きっと電流が流れてきているのだ。
「ぐ……くああああっ……ああっ!」
 苦しさと痛みから僕は声にならない声を漏らす。呼吸が止まる。脳の中が真っ白になっていくように感じる。すうっと力が抜けていくような感覚が僕を包む。
 女性がボタンから手を放して力を緩めると、首輪は再度元通りに広がった。電流らしきものも流れなくなった。一気に頭に血が巡ってくるのが分かる。
「ごほっ……ご…」
 再びぐいと首輪を引っ張られる。目が虚ろになっていくのが分かる。気を失いそうになる。
「ぐ……がはっ……」
 女性が力を緩めると、僕はまた激しく咳き込む。
 首絞めは延々と繰り返された。
 ――これは、何かの儀式なのだろうか? 僕は一体、どうなるんだろう?
 答えの分からない考えが脳裏を過ぎるが、首を絞められることで思考能力が奪われる。僕は次第に絞められることに安心と快楽を得るようになっていった。
「気持ちいいの?」
 女性が僕に問いかけながら、首輪を引っ張る。心を見透かされたような気がして恥ずかしかった。しかし、何故絞められることで快楽を得るのかは、僕には分からなかった。
 女性が力を緩める。
「き……気持ち…うっ…」
 答えを聞かずに女性は再び首輪を引っ張る。僕の口からは泡のようなものが零れてきていた。それを見ながら女性は満面の笑みを浮かべている。
「ほら、答えなさい。」
 そう言って女性はさらに強く首輪を引っ張る。目の前が真っ白になり、僕はとうとう苦しみの中で絶頂を迎えてしまった。亀頭から何やら白いものが噴射される。僕はそれを初めて見て、途惑った。陰部に付けられた柔らかいものはそれでもまだ微振動を止めることはなかった。女性が力を緩めた時、僕は意識が朦朧として、何が何だか分からなくなっていた。
 ぐったりとした僕を、女性は黙って静かに見下ろしていた。

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