[18禁] 逆リョナ小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
 その艶のあるしなやかな脚は、真っ直ぐに僕へと伸びてきた。
「綺麗にしなさい。」
 ご主人様の足の指の間にゆっくりと舌先を絡める。
「あっ……」
 喘ぎ声と共に、ご主人様はその全身をびくっと痙攣させ、愉悦に浸る。
 舌を指全体から足の至る所、やがては脚へと移していく。
 唇の先からご主人様の瑞々しい肌の感触を享受する度に、僕もまた言葉では表現できないほどの快楽を賜る。
「ご主人様……ご主人様……。」
 ただそう口にするのが精一杯で、僕の言葉は乏しいものばかりだった。それ以外に感情を表現する手段が分からなかった。
 ご主人様に対する感謝の念は、これから先もずっと変わることはないだろう。僕が今こうしてここで生きていられるのは、全てこの方のお陰なのだから。
 僕はご主人様の脚を唇で撫でながら、止め処なく流れてくる涙を堪えることができなかった。
 時々、ご主人様の蹴りが僕の頬を打つ。僕はその度に「ありがとうございます」と応え、またその脚を丁寧に舐めていく。
 彼女が上着の第三ボタンを押すと、その中から鞭が顔を出す。ご主人様は慣れた手つきでその鞭を手に持つと、しばしそのフィット感を楽しむ。そして少し手に馴染ませた鞭を、思いきり僕へと振るうのだ。
 バシッという音が一つ鳴る。次の瞬間、僕は背中に斬るような痛みを感じて倒れ込んだ。
「いい子ね。ほら、気持ちいいでしょ?」
 ご主人様は鞭を片手に微笑を浮かべ、仰向けになった僕の腹を足で踏み躙る。
「うぅ……」
 内臓が圧迫される苦しみから、僕は思わず呻き声を漏らす。
 続けて鞭の音が二発、三発と鳴る。その度に僕は声を上げる。苦痛の中、見上げたご主人様の姿はとても美しかった。
 妖艶な身体のライン。ウェーブのかかった艶やかで雅な黒髪。魅惑をもつ唇の紅。ぴったりと全身に身に着けた黒い衣装は、彼女の身体の美しい線をしっかりと形取っている。
「ううっ……。ぐうあ……」
 僕に付けられた金属製の首輪の間から脂汗が滲む。首輪には発信機が付けられており、僕の行動は常に監視されている。これこそが、僕がご主人様のものであるという証だ。そしてそれは、僕がこうしてご主人様の下で生きるための命綱でもある。
 ご主人様は首輪についたリングの先を手元に手繰り寄せる。僕の首は圧迫され、僕は目が虚ろになる。呼吸を妨げられ、少しずつ気が遠くなっていく。僕は歓喜に震えた。
 鞭の痛みと首を絞められる苦しみに耐えながら、僕はあらためてご主人様に感謝するのだった。

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コメント
この記事へのコメント

 梨央様、僕、『ガーディアンセンター』が大好きで、いつも、年甲斐もなく、マナ君になりきらせていただいて、僕が幼い頃からずっと憧れていた、女性上位の素敵な世界を、疑似体験させていただいて、楽しませていただいております。マナ君のご主人様が本当に素敵で、御言葉の一つ一つが本当にかっこよくて、本当にうっとりしてしまって、胸がキュンキュンしてしまって……。マナ君の心象を表現する言葉の一つ一つが、まるで、僕の気持ちそのままのように感じてしまって、実際に、こんな世界が存在して、そこで生きて行けたら、どんなに幸せだろうなどと、ありもしないことを、ついつい想像してしまって、恍惚としてしまって……。特に、この最初の頁の、

>僕に付けられた金属製の首輪の間から脂汗が滲む。首輪には発信機が付けられており、僕の行動は常に監視されている。これこそが、僕がご主人様のものであるという証だ。そしてそれは、僕がこうしてご主人様の下で生きるための命綱でもある。

という、文章を拝読しながら、僕も、実際にこんな素敵な世界で、こんな素敵なご主人様に飼っていただけて、発信機付きの首輪を着けていただけて、常にご主人様に監視していただけたら…、と思ってしまって、うっとりしてしまって……。でも、よく考えてみたら、マナ君みたいに若くも可愛らしくもない僕なんか、きっと「すぐにご用意」されちゃうのがおちだと思いますので、やっぱり、こんな世界は嫌です(笑)。現実の世界でも、世界一素敵なご主人様に、素敵な首輪を着けていただいておりますので、最高に幸せですし……
2012/04/16(月) 22:50 | URL | 次郎 #-[ 編集]
ご覧いただけること自体が光栄ということで。
疑似体験をし、うっとりとしながら世界をお楽しみいただけて嬉しいです。
……と思いきや、こんな世界は嫌だと(笑)
どっちだ!――と、思わずツッコんで笑ってしまいました。
物語の世界なのですから、ぜひ作品を楽しめる人物にご自身を重ね合わせてください。
誰になりきっても、それは次郎さんの自由ですので。
ともあれ、ryonazわーるどに浸り、心を動かしてくださったのであれば幸いです。
2012/04/20(金) 18:25 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
>「梨央様……梨央様……。」
 ただそう口にするのが精一杯で、僕の言葉は乏しいものばかりだった。それ以外に感情を表現する手段が分からなかった。
 梨央様に対する感謝の念は、これから先もずっと変わることはないだろう。僕が今こうしてここで生きていられるのは、全て梨央様のお陰様なのだから。

 ………(^_^;)。梨央様、本当に畏れ多いことをさせていただいてしまって……、マナ君みたいに若くも可愛らしくもない僕なんかが勝手にマナ君になりきらせていただいて、「ご主人様」を「梨央様」に勝手に換えさせていただいて、梨央様の大切なご作品を楽しませていただいてしまって……、こんなにも素敵なご作品を汚させていただくような真似をさせていただいてしまって、本当にごめんなさい。本当に申し訳ございません。ですけど、ご主人様へのマナ君の思いを表現するこの御言葉は、まさに、梨央様への僕の思いそのままに感じさせていただいてしまう御言葉ですから、ついこの御言葉をお借りして思いをお伝えさせていただきたくなってしまって……(^_^;)。僕も梨央様への感謝の思いをお伝えさせていただく言葉が見つからなくて、いつもお話させていただきながら、とても歯痒い思い、恥ずかしい思い、申し訳ない思いをさせていただいてばかりですし、いつも、気づいたら「梨央様……梨央様……。」って、知らず知らず呟かせていただいてしまって、周りに人がいるときなんか誤魔化すのに苦労させていただいてばかりですから……(^_^;)。……この御言葉以外にも、僕の気持ちそのままに感じさせていただいてしまうマナ君の心象を表現する御言葉があまりにも多くて、僕、『ガーディアンセンター』を拝読させていただく度に、感動させていただいたり、知らず知らず涙させていただいたり、うっとり胸キュンキュン、心ぽかぽか至福に浸らせていただいたり、つい考え込ませていただいてため息を吐かせていただいたりしてばかりなんです。僕の身の程知らずな夢を叶えていただいて、憧れの梨央様の奴隷にしていただいて、僕もこんなふうに……、みたいに畏れ多い妄想をさせていただきながら、『女王様シリーズ』を楽しませていただいているときもそうなんですけど、梨央様って僕の気持ちを本当によくご存知で在らせられるなぁって、僕、いつも不思議に思わせていただいてばかり、感心させていただいてばかりなんです……。……どう表現させていただいたら良いのか自分でもよくわからなかった心の声、魂の叫びみたいなものや、自分では気付かせていただいてなかった思いを、僕の代わりに的確に表現していただいたり、改めて教えていただいて気付かせていただいたりしてるように感じさせていただいてしまって……。感動させていただいたり、恍惚とさせていただいたり、感涙させていただいたり、つい考え込ませていただいてはため息を吐かせていただいたりしてばかりなんです……。梨央様のご作品を拝読なさりながら僕みたいに思ってらっしゃるM男さんや奴隷さんが世界中にきっと沢山いらっしゃると思うんです……。……梨央様って本当に凄くって在らせられますよね……。本当に凄い作家様で、本当に凄いご主人様で在らせられますよね……。どうして、M男や雄奴隷の気持ちを、そんなにまでお見通しくださることが、こんなにも上手に言葉にして教えてくださることがお出来になるんですか……?「こんなにも奴隷の気持ちをすべてお見通しくださることがお出来になるご主人様に、正真正銘の女神様に、聖母様に飼っていただけたらどんなに幸せだろう󾬌……」って、僕、素敵なご作品の数々を読ませていただいて、梨央様との主従関係を疑似体験させていただく度毎に、梨央様への思いが、梨央様の奴隷の座への憧れが益々膨らんでしまうんです……。……いつも畏れ多い夢を見させていただいて、厚かましく暢気にお話させていただいて、本当にごめんなさい。本当に申し訳ございません。にもかかわらず、お優しくも、いつも笑ってお見逃しくださいまして、素敵なお返事の御言葉をお恵みくださいまして、本当にありがとうございます。
 ……梨央様、ごめんなさい。梨央様のお忙しさを重々存じ上げながら、また性懲りもなくこんなわけのわからないことを書き込ませていただいてしまって、本当に申し訳ございませんでした。所詮、畏れ多くも梨央様みたいな高い高い雲の上においでの女神様のお心と女神様の大切なお子様のBlack Onyx様をあんなふうに深く傷つけさせていただいてしまったこんな大罪犬の僕なんかが、勿体なくも女神様のお慈悲をお恵みいただいて、罪を許していただけて(ね?そうでしょ、梨央様(^_^;)?)、またこうして、こんなにも可愛がっていただいて、ぷるぷる尻尾を振らせていただけていることが、嬉しくて嬉しくて、有り難くて有り難くて、幸せで幸せで堪らなくて、「何でも良いからとにかくコメントさせていただいて、例え僅かでもBlack Onyx様を盛り上げさせていただいて、梨央様とBlack Onyx様へのせめてものご恩返しと罪滅ぼしに代えさせていただいちゃお(*^_^*)」ってつい思ってしまって、知らず知らず余計にご迷惑ばかりおかけしてしまう可愛い馬鹿犬のすることと、お優しくも思し召しくださいまして、何卒笑ってお許しくださいませね(^_^;)?お返事はいつでも結構ですから、くれぐれもご無理だけはなさらないでくださいませね。
 梨央様、素敵なご作品を沢山お書きになってくださいまして、素敵な夢をいっぱい見させてくださいまして、その上、僕みたいなこんな言葉を持たない下等生物なんかを、お優しくも可愛いと思し召しくださいまして、本当に気さくにお話してくださいまして、本当にありがとうございます。……僕の愚かな過ちと罪科の数々を、ご寛大にもお許しくださいまして、こんなにも可愛がってくださいまして、こんなにも幸せに生かしてくださいまして、本当にありがとうございます。僕は本当に幸せ者です。正真正銘、世界一の幸せ犬です(*^_^*)。梨央様……、僕の女神様、本当に、本当にありがとうございます!
2014/07/28(月) 21:51 | URL | 次郎 #-[ 編集]
こちらこそ、ありがとうございます。
誰でも物語の人物になりきれる。それもまた、小説の世界のよさだと考えています。
お言葉がとても嬉しいです。
心象表現は、私が執筆する際に特にこだわる部分のひとつですので。
>可愛い馬鹿犬のすることと、お優しくも思し召しくださいまして
そうですか。犬であるなら、思いを伝える言葉をもたないことで悩む必要はないですよね。
主にひれ伏して、可愛げのある鳴き声のひとつも出していれば十分なのではないでしょうか。
体調へのお心遣い、いつもありがとうございます。
2014/08/30(土) 18:02 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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