[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 紗希は去り際に、私に言葉をかけた。
「いいですか、先生。」
「……はい。」
 私にはもう、彼女に逆らう気力は全く残っていなかった。
「これから二つ、あなたに命令します。」
「……はい。」
「一つ。今日のことは誰にも言わないこと。」
 言えるはずないでしょうけど、と彼女は笑って付け加える。
 私は黙って頷いた。
「二つ。今後、私たちの邪魔をしないこと。」
 弾かれたように顔を上げる。
 ――これが、彼女の目的だったのか……。
 しかし私には、もはや頷くことしか選択肢は残されていなかった。



 それから一週間が経った。
 昼休みの間に宿題のチェックを済ませるために、教室にノートを取りに戻ろうとした時のことだった。
 教室内から、悲鳴が聞こえてきた。
「く…苦しいよ。やめて!」
 男子の声だった。女子たちのキャアキャアと騒ぐ声も廊下に漏れている。その中には確かに彩香の声も混じっていた。私の勘が的を射ていたことを、ここで確信する。
 ――例の遊びだ!
 私は慌てて教室に向かおうとする。しかし、ドアの前に立ちはだかる人物がいた。
 紗希だった。
 彼女は私の顔をじっと見て、わずかに笑みを浮かべた。
 それだけで、私の身体から脂汗がどっと噴き出す。あの時の恐怖体験が、私を縛った。
 命令を思い出す。
 『私たちの邪魔をしないこと』

 私は、そっとその場を離れた。



END

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