{
2007/10/11(木) }
僕は女王様にされるがままに、その身を委ねた。自分の放つ恍惚の表情が手に取るように分かる。
女王様はいくつもの針を僕の身体中に突き刺していく。腕、脇腹、腰、そして乳首。身体中が注射針によって彩られていった。
皮膚が破られる痛みと恐怖に僕は声を出すことすらできない。それを見た彼女はまた嬉しそうに僕の身体中を舐めるように見回すのだった。
女王様の指先が全身を撫でるたび、僕は大きく反応する。
肌に触れるか触れないかの境目で、僕の身体中を細い指先が滑っていく。
僕はもう、女王様なしでは生きていけない身体になってしまっているのだ。あらためてそれを自覚する。
苦痛と快楽が交錯する中、僕は女王様から目を離すことができなくなっていた。小刻みに震えながら、ただ彼女の次の言葉を待つのみなのだ。
「まだまだ刺せる場所はたくさんあるね。」
鼻で笑いながら言った女王様のその言葉に、僕は目の前が真っ暗になった。まだこの恐怖が続くのかと思うと、膝がガクガクと震えた。僕は怯え、女王様を見上げる。
「痛いの?……怖いの?……それなら抜いてあげようかな。」
思いがけない温情の言葉に、僕はみっともないほど慌てて何度も頷いた。
「そう。じゃあ……覚悟はいいね。」
女王様はくすくすと笑い、手を伸ばした。それを目にした僕は、驚愕のあまりさらに大きく震えた。その手に握られていたのは、鞭であった。
女王様は躊躇なく、僕の身体に何度も鞭を振るった。その鞭は、時に肌を打ち、時に針を打った。鞭に払われた針が、足元へと散乱していく。打たれる痛みよりも、針が折れてしまうのではないかという恐怖の方が大きかった。
血が滲んでくる。所々に痣ができていく。僕は恐怖し、彼女は笑う。ただ、僕の下半身はその間も、漲ったままだった。
やがて僕を繋いでいた手枷と足枷が外された。もちろんそれは、僕の解放を意味するものではない。新たな命令への移行なのだ。
――本当に?
少し心に引っかかるものを感じる。これがもし解放を意味するものであったなら……それは僕にとっての自由?……それとも……恐怖?
僕は脳裏を過ったわずかな引っかかりをふり払うように、頭を乱暴に横に振った。
女王様は、鞭で払いきれなかった残りの針を抜いてくれている。
女王様の指示に従うこと。女王様の意向に沿うこと。女王様の側で生きること。僕の生きる意味は、もう既に決まっているのだ。
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女王様はいくつもの針を僕の身体中に突き刺していく。腕、脇腹、腰、そして乳首。身体中が注射針によって彩られていった。
皮膚が破られる痛みと恐怖に僕は声を出すことすらできない。それを見た彼女はまた嬉しそうに僕の身体中を舐めるように見回すのだった。
女王様の指先が全身を撫でるたび、僕は大きく反応する。
肌に触れるか触れないかの境目で、僕の身体中を細い指先が滑っていく。
僕はもう、女王様なしでは生きていけない身体になってしまっているのだ。あらためてそれを自覚する。
苦痛と快楽が交錯する中、僕は女王様から目を離すことができなくなっていた。小刻みに震えながら、ただ彼女の次の言葉を待つのみなのだ。
「まだまだ刺せる場所はたくさんあるね。」
鼻で笑いながら言った女王様のその言葉に、僕は目の前が真っ暗になった。まだこの恐怖が続くのかと思うと、膝がガクガクと震えた。僕は怯え、女王様を見上げる。
「痛いの?……怖いの?……それなら抜いてあげようかな。」
思いがけない温情の言葉に、僕はみっともないほど慌てて何度も頷いた。
「そう。じゃあ……覚悟はいいね。」
女王様はくすくすと笑い、手を伸ばした。それを目にした僕は、驚愕のあまりさらに大きく震えた。その手に握られていたのは、鞭であった。
女王様は躊躇なく、僕の身体に何度も鞭を振るった。その鞭は、時に肌を打ち、時に針を打った。鞭に払われた針が、足元へと散乱していく。打たれる痛みよりも、針が折れてしまうのではないかという恐怖の方が大きかった。
血が滲んでくる。所々に痣ができていく。僕は恐怖し、彼女は笑う。ただ、僕の下半身はその間も、漲ったままだった。
やがて僕を繋いでいた手枷と足枷が外された。もちろんそれは、僕の解放を意味するものではない。新たな命令への移行なのだ。
――本当に?
少し心に引っかかるものを感じる。これがもし解放を意味するものであったなら……それは僕にとっての自由?……それとも……恐怖?
僕は脳裏を過ったわずかな引っかかりをふり払うように、頭を乱暴に横に振った。
女王様は、鞭で払いきれなかった残りの針を抜いてくれている。
女王様の指示に従うこと。女王様の意向に沿うこと。女王様の側で生きること。僕の生きる意味は、もう既に決まっているのだ。
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