{
2007/07/26(木) }
最近よく、ある夢を見るようになった。
あらゆる方法であなたを逝かせる、そんな夢。
目的や程度、その手段は違えど、そこには確かにある共通のテーマがあった。
『私が男を痛めつけること』
それは苦痛にもがく男の姿を見ること。それは屈服する男を見下ろすこと。
それはあっけなく無惨な姿を晒す男を笑うこと。それは主導権を握って男をほしいままにすること。
何故そんな夢を見るのかって、そんなことは私には知り得ない。
ただ理性や綺麗事では片付かない、あくまで本能的な欲求だと私には思える。
その中には確かにあなたが存在していた。
あなたを逝かせるために、私は様々な手段を使った。
ある時は、徹底的に暴力をふるい、最後には私のものにした。
ある時は、その体全体を切り刻み、顔だけの存在にした。
ある時は、道具を使って血まみれにして殺した。
ある時は、絶対服従を強いて私の奴隷にした。
ある時は、複数でリンチして地獄の苦しみを与えた。
ある時は、拷問にかけておとなしい子猫のようにした。
ある時は、逆主従関係を築いて痛めつけた。
ある時は、虫けらのように地獄へ葬った。
ある時は、人目につく場所で辱めを与えた。
ある時は、圧倒的な権力をもって絶対服従をさせた。
ある時は、友達も一緒に嬲ってあげた。
それから…他にも何かしたような気がする。
ううん。それらはもしかしたらまだしていないのかもしれない。
きっとまだしていないこともたくさんあるはずだから。
いつからこの夢を見るようになったのか、よく覚えていない。
ただ、夢の中の女性に私の意識が入る。歳も姿もその時々で違う。
私とは違う人間であるはずなのに、まるで私自身が体験しているかのように思えるのだ。
そして感じる、生々しさ。
殴ったり、蹴ったり、潰したり、壊したりする感触。私を覆う冷酷な感情。匂い立つ血の温かさ。
その愉悦は私の意識にこびり付き、忘れようもないほどの記憶となった。
私がこの夢を見るように、誰かも同じ夢を見ているのだろうか。
こう思ったのは、幾晩かの夢を経た後のこと。
私が『女』に同化するように、その誰かは『男』に同化するのだろうか。
――『男』はあなたなんでしょう?
今日も私はあなたを虐め、逝かせる。
あなたは私に虐められる。そして、きっと逝かされる。
……楽しみましょう……
毎夜繰り広げられる、この無惨で残酷な夢を。
END
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あらゆる方法であなたを逝かせる、そんな夢。
目的や程度、その手段は違えど、そこには確かにある共通のテーマがあった。
『私が男を痛めつけること』
それは苦痛にもがく男の姿を見ること。それは屈服する男を見下ろすこと。
それはあっけなく無惨な姿を晒す男を笑うこと。それは主導権を握って男をほしいままにすること。
何故そんな夢を見るのかって、そんなことは私には知り得ない。
ただ理性や綺麗事では片付かない、あくまで本能的な欲求だと私には思える。
その中には確かにあなたが存在していた。
あなたを逝かせるために、私は様々な手段を使った。
ある時は、徹底的に暴力をふるい、最後には私のものにした。
ある時は、その体全体を切り刻み、顔だけの存在にした。
ある時は、道具を使って血まみれにして殺した。
ある時は、絶対服従を強いて私の奴隷にした。
ある時は、複数でリンチして地獄の苦しみを与えた。
ある時は、拷問にかけておとなしい子猫のようにした。
ある時は、逆主従関係を築いて痛めつけた。
ある時は、虫けらのように地獄へ葬った。
ある時は、人目につく場所で辱めを与えた。
ある時は、圧倒的な権力をもって絶対服従をさせた。
ある時は、友達も一緒に嬲ってあげた。
それから…他にも何かしたような気がする。
ううん。それらはもしかしたらまだしていないのかもしれない。
きっとまだしていないこともたくさんあるはずだから。
いつからこの夢を見るようになったのか、よく覚えていない。
ただ、夢の中の女性に私の意識が入る。歳も姿もその時々で違う。
私とは違う人間であるはずなのに、まるで私自身が体験しているかのように思えるのだ。
そして感じる、生々しさ。
殴ったり、蹴ったり、潰したり、壊したりする感触。私を覆う冷酷な感情。匂い立つ血の温かさ。
その愉悦は私の意識にこびり付き、忘れようもないほどの記憶となった。
私がこの夢を見るように、誰かも同じ夢を見ているのだろうか。
こう思ったのは、幾晩かの夢を経た後のこと。
私が『女』に同化するように、その誰かは『男』に同化するのだろうか。
――『男』はあなたなんでしょう?
今日も私はあなたを虐め、逝かせる。
あなたは私に虐められる。そして、きっと逝かされる。
……楽しみましょう……
毎夜繰り広げられる、この無惨で残酷な夢を。
END
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