[18禁] 逆リョナ小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
 ………

 ――男の子ってここ触ると気持ちいいんでしょ? ねぇ、気持ちいい?
 ――えっと。うん、ちょっと気持ちいいかも。
 ――胸は? ここも気持ちいいでしょ?
 ――う…うん。何か不思議な感じ…


 思い出した。僕は思い出してしまった。彼女たちだ。やっぱり彼女たちだったんだ。春菜…。奈津菜…。うすうす勘付いてはいた。が、僕の無意識が、それを思い出すことを悉く拒否していたのだ。
「や…めて…や…め…て…」
 喉の奥から声を振り絞る。もはやぼろ屑のようになった僕は、そう声を漏らすのが精一杯だった。それは、記憶をこれ以上辿りたくないという僕の気持ちの現れでもあった。
 しかし春菜は、下半身をまさぐるその手を止めようとはしなかった。
 さらに奈津菜が反対側から同じように僕の陰茎を刺激し始めた。与えられる快楽に、僕は意に反して射精していた。快楽が僕の神経を強く刺激する。射精しながら、同時に僕の意識がどんどんと鋭敏になっていくのが分かった。
 彼女たちに与えられた辱め。それは彼女たちにとって、もちろん僕にとっても幼い日のちょっとした好奇心の賜物だった。罪の意識が僕の中に再び大きな唸りを上げて芽を出す。
 春菜は今と変わらぬきつい瞳のままで、奈津菜も今と変わらぬカールの髪のままで、互いにこうして僕を玩具にして遊んでいたのだ。しかし、まだ僕の記憶が最終地点に到達するには少し時間がかかりそうだった。
 ――この心的外傷の原点…。それは何だった?…何か…重要な 何かが…
 僕は必死で脳を回転させていた。春菜がゆっくりとその唇を僕の首元へあてがう。首筋から上半身にかけてをゆっくり…じわじわと味わうように彼女の舌先が這う。
 春菜と反対方向に頭を向けた奈津菜が僕の陰茎を喉の奥まですっぽりとのみ込む。僕の意思とは裏腹に下半身はまたも大きく膨れ上がり、再び神経が過敏になっていくのが分かる。与えられる刺激が僕を覚醒させる。
 ――あの日と同じだ。研ぎ澄まされた空間の中での、禁断の遊び。そう、遊びだ。それは僕にとっても同じだった。何が、どうしてこんな風に…
 これが僕の記憶の中にあった全てではないことは自分自身がよく分かっていた。しかしこの先が、目指していった道が、まだぼんやりと霞んで見えない。
 ――何が…何が…。僕が彼女たちに対する全てを忘れてしまった何か…

 まるで苦悩する僕を茶化すように、僕の下半身はまたも暴発していた。

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