[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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 その音は、二人の喘ぎ声だった。それが胸の奥と下半身を刺激する。僕は好奇心に負け、そっとドアノブを回すと少しだけドアを開き、中を覗き込んだ。思わず目を疑う光景が目の前に広がる。
 扉の向こうで彼女たちは全裸になっていた。身体をくねらせ、互いに絡み合っている。激情に身を任せるように、お互いを求めて激しく愛撫し合っていた。二人の息遣いが荒くなり、時折天井を見上げては腹の底から突き上げるような喘ぎ声を上げる。こちらに気付く様子は全くない。
 僕の思考能力が一瞬で停止した。僕は勃起していた。女性の性器を見るのは生まれて初めてだった。艶かしい身体だ。僕は思わず息を呑む。突然僕を襲った強烈な刺激は、僕から理性そのものを奪っていた。こんな状況にあるにもかかわらず、僕は無意識にズボンのチャックを下ろしていた。
 僕はすぐに射精してしまった。精液がドアに勢いよくかかり、どろりと下に垂れていく。罪悪感を抱きながらも、僕の麻痺していた思考は徐々に戻ってきた。射精によって性的な興奮が抑えられてきたためであろう。僕はそっと部屋を後にした。


 ――今のうちにどうにかして逃げられないだろうか。あの小さな窓を破って外に出ては…いや駄目だ。それこそ彼女たちに自分の居場所を知らせているようなものだ。第一あの小さな窓から自分の身体が抜けるかどうかも危うい。
 取り付けられた窓はそれほどまでに小さかった。
 ――彼女たちのいる部屋は分かったんだ…いっそこちらから牽制しては…。いや…
 またしても脳内に規制がかかる。僕は生まれてこのかた喧嘩などしたことがない。例え何か武器になるような物を持ったとしても、それを扱う自信もなければ勇気もない。何より……
 カールの髪の女から腹に受けたパンチを思い出す。不意打ちだったとはいえ、僕はあの細い腕から繰り出されたパンチ一撃で伸されてしまったのだ。腹に受けた衝撃は想像を絶するものだった。きっと武道か何かをやっているに違いない。きつい瞳の子だって同じように強い可能性は極めて高い。彼女たち二人を相手に僕が勝てる確率なんてゼロに等しいだろう。
 ――どうすりゃいいんだ…
 僕は途方に暮れた。肩を落としたままふらふらとまだ別荘の中をうろついている。これまで何度も何かに躓き、倒れかかった。ぶつけた足には生傷がたくさんできていた。彼女たちだっていずれ僕がいなくなっていることに気付いて探しに来るだろう。
 ――見つかったら…一体何をされるんだろう。
 この広い別荘内を歩き回り、僕はほとほと疲れてきていた。目は少しずつ慣れてきたが、まだ自由に歩き回れるほどではない。しかしそれと同時に僕は、この別荘の全体像が見えてくるにしたがって、何かこの場所に見覚えがあるような気がしていたのだ。もちろん僕の勘違いである可能性はあるが…
 ただ、今の僕にはそんなことを考えている余裕など到底なかった。一刻も早くここから逃げ出したい。その思いが、僕の足に命令を下す。歩け歩けと僕を必死で駆り立てていた。

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