[18禁] 逆リョナ小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
 ***

 受刑者番号一番 大谷悟 二十七歳

「今日のメニューは爪剥ぎと抜歯、それから右腕の骨折です。担当刑事の後藤由香利です。よろしくお願いします。」
 婦警のかっちりとした制服に身を包んだ私は、内心の緊張を抑えながら告げた。
 怯えきった様子の彼は私が挨拶をするなり突然叫び出した。
「お…俺は八人の女を強姦して殺したんだよ!死刑にしてくれ!死刑にしてくれ!!」
「そうですよね、分かってますよ。ただ大谷さんの刑は死刑じゃなくて拷問刑なんです。今日は私が担当させていただきますので、よろしくお願いしますね。」
「い…嫌だ!俺は…」
 私は言葉を待たずに彼に跳びかかり、首を掴んで壁に押しつけた。苦しそうな声が喉から漏れる。
「ちょっと静かにしてもらいますね。すぐに終わりますから。」
 笑顔でそう告げると私は彼の鳩尾を拳で一突きして気絶させた。押さえつけていた手を離し、床に寝かせる。
 用意していたペンチで慎重に彼の小指の爪を掴む。私は力いっぱい彼の爪を引き抜いた。
 あっと言う間に血が滲む。彼は痛みのあまり意識を取り戻し、同時に絶叫をあげた。
「ぎやああああああああ!痛い!!があああああああああ!!」
 彼の目に涙が浮かぶ。
「やめて…やめ…」
 私の側を離れ、彼は壁にもたれかかるようにして縮こまった。その姿が不思議と私を魅了する。

 …可愛い…

 それが私の正直な感想だった。小さく身体を丸めながら許しを乞う姿がこんなに可愛らしいなんて…。
 私はついその姿がもっと見たくなってしまった。
 もっともっと可愛らしいあなたを…見せて…
 口元が緩んでしまう。笑顔のまま私は彼に一歩一歩近付く。
「ひぃぃぃ…」
 怯える様子を見て、私は意気を高める。
「サービスしてあげましょうか…。全部抜いちゃってもいいんですよ…ふふふ…」
 彼はその言葉に大きく反応すると、再び気を失った。
 私は彼の反対の手の小指を掴むと、再度その爪を引き抜いた。彼はまた意識を取り戻し、絶叫した。
「ぐあああああああああああああ!!!ああああああああああああ!!!」
 ついついサービスで三つも抜いてあげてしまった。そろそろ抜歯に移らないとね…

Back | Novel index | Next
コメント
この記事へのコメント
女性ならではの耽美小説
 以前、内藤みかという耽美小説を得意とする女流作家が言っていました。女性の耽美小説家は育たない・・・彼女いわく、男性のニーズに沿ったものが描けないから・・・。耽美小説のマーケットは圧倒的に男性によって支えられており、女性の耽美小説家たちは、マーケットを意識しながら、男目線を相当勉強するそうです。ペニスの形状やらセックスのディテイルとか・・・。では男性作家が耽美小説に登場する女性を魅力的に描けるかというと、やっぱり難しいと思います。たとえば、ファッションであり、女性らしい振る舞い、心の動きなどです。本作品のなかではこうした点で魅力的な表現やせりふがちりばめられています。

「キャミソールにフリルのついたミニスカート。」「私はタンクトップにデニムスカートを履いた服装で拷問部屋に入る。」「チュニックにスキニージーンズ姿で部屋に入る。ネイルサロンで塗ってもらったばかりの爪が私の気分をわくわくさせる。」

彼の目に涙が浮かぶ。「やめて…やめ…」
 私の側を離れ、彼は壁にもたれかかるようにして縮こまった。その姿が不思議と私を魅了する。
 …可愛い…
 それが私の正直な感想だった。小さく身体を丸めながら許しを乞う姿がこんなに可愛らしいなんて…。私はついその姿がもっと見たくなってしまった。
 もっともっと可愛らしいあなたを…見せて…
 口元が緩んでしまう。笑顔のまま私は彼に一歩一歩近付く。

たとえ、マーケットが男性主体であっても、女性の耽美小説家は重要だと思います。ryonazさんも是非。

2009/06/09(火) 23:27 | URL | MFファン #6UxiEqik[ 編集]
「耽美」――素敵な言葉です。
お褒めの言葉、ありがとうございます。
女流作家さんのお話は、なかなか参考になりました。やはり、苦労されているんですね……
ただ、それが商売の厳しさだと思いますし、勉強も当然で、仕方がないことだと思います。
作品をM男性のニーズに沿って書き、それで金銭を得る……。とても私にはできません(汗)
私は、あくまで、私の中から生まれ、私が納得したものを執筆したいので……
重要なのは、M男性に好かれることではなく、私が気に入るかどうかですね。
マーケットを意識して書くとなれば、私には力不足でしょうし、何より、嫌です(笑)
私の小説を好んでご覧くださる方がいらっしゃるだけで、私は満足です。
自分の書いた世界に入っていただける。ご共感くださる。まるで奇跡のように感じています。
2009/06/10(水) 15:56 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する