{
2007/03/07(水) }
――快楽……
そんな言葉が俺の脳裏をよぎった。
優美子にとってはきっと、男を甚振ることは快楽そのものなんだ。
俺は絶望を感じ、すくんだ足で藤村を助けることもできず、ただただ立ち尽くし、じっとその光景を見ていた。
小倉は座り込み、とうとう失禁し、泣き出してしまった。
――すまない、小倉……。そんな風に情けない姿をお前に晒させたのは、俺だ。
「うううううえっ……おえええええっ……」
断末魔の如く体育館に響き渡る藤村の声。
皮肉にも優美子はそんな藤村を見て、冷たく言い放った。
「いい友達をもったね。」
――悪魔……という名前がこんなに似合う女が、他にいるだろうか……?
「友達が逃げようとした責任、とってもらうね……。これからは私に二度と逆らおうなんて考えちゃだめよ。」
優美子はそれまでグリグリと甚振っていた足を大きく上に振り上げると、勢いをつけてその足で藤村の腹を思いっきり踏み潰した。
「うえええええええっ!! ゲボゲボゲボゲボ……」
……藤村はとうとう血を吐き、ピクリとも動かなくなった。
優美子はそんな藤村を優しく見つめると、その視線を今度は小倉に向けるのだった……
小倉にもはや戦意はなかった。
それどころか今、自分の友達が残酷な目に遭わされたことで、逃げる気力すらも失っていた。
しかし無情にも、座り込んだ小倉に向かって優美子は一歩一歩、ゆっくりと近づいていった。
――やめてくれ!……これ以上ひどいことを、しないでくれ!
俺の心の叫びは声にならなかった。
ただ俺の喉からヒューヒューと、荒い息遣いが漏れるだけであった。
「ゆ……許し……て……」
……小倉はとうとう命乞いを始めた。誰だってこんな状況の中、平常心でいられるわけはない。
「ゆ……ゆる……」
泣きながら小倉は必死で叫ぶ。
「……どう料理されたいの?」
笑顔のまま表情を変えずにそう語りかける優美子に、俺は不思議と神にも似た尊さを感じていた。
――あ……俺も恐怖でおかしくなったかな……
小倉は失禁すると同時に、男だけがもつそれをパンパンに腫らしていた。
優美子はそれに気付くと、まるでサッカーボールを蹴るように、小倉のそれを蹴飛ばした。
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そんな言葉が俺の脳裏をよぎった。
優美子にとってはきっと、男を甚振ることは快楽そのものなんだ。
俺は絶望を感じ、すくんだ足で藤村を助けることもできず、ただただ立ち尽くし、じっとその光景を見ていた。
小倉は座り込み、とうとう失禁し、泣き出してしまった。
――すまない、小倉……。そんな風に情けない姿をお前に晒させたのは、俺だ。
「うううううえっ……おえええええっ……」
断末魔の如く体育館に響き渡る藤村の声。
皮肉にも優美子はそんな藤村を見て、冷たく言い放った。
「いい友達をもったね。」
――悪魔……という名前がこんなに似合う女が、他にいるだろうか……?
「友達が逃げようとした責任、とってもらうね……。これからは私に二度と逆らおうなんて考えちゃだめよ。」
優美子はそれまでグリグリと甚振っていた足を大きく上に振り上げると、勢いをつけてその足で藤村の腹を思いっきり踏み潰した。
「うえええええええっ!! ゲボゲボゲボゲボ……」
……藤村はとうとう血を吐き、ピクリとも動かなくなった。
優美子はそんな藤村を優しく見つめると、その視線を今度は小倉に向けるのだった……
小倉にもはや戦意はなかった。
それどころか今、自分の友達が残酷な目に遭わされたことで、逃げる気力すらも失っていた。
しかし無情にも、座り込んだ小倉に向かって優美子は一歩一歩、ゆっくりと近づいていった。
――やめてくれ!……これ以上ひどいことを、しないでくれ!
俺の心の叫びは声にならなかった。
ただ俺の喉からヒューヒューと、荒い息遣いが漏れるだけであった。
「ゆ……許し……て……」
……小倉はとうとう命乞いを始めた。誰だってこんな状況の中、平常心でいられるわけはない。
「ゆ……ゆる……」
泣きながら小倉は必死で叫ぶ。
「……どう料理されたいの?」
笑顔のまま表情を変えずにそう語りかける優美子に、俺は不思議と神にも似た尊さを感じていた。
――あ……俺も恐怖でおかしくなったかな……
小倉は失禁すると同時に、男だけがもつそれをパンパンに腫らしていた。
優美子はそれに気付くと、まるでサッカーボールを蹴るように、小倉のそれを蹴飛ばした。
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