[18禁] 逆リョナ小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
 首と首輪の間から汗が滴ってくる。
 僕は女王様と一足早い夏を満喫していた。南国の太陽はじわじわと僕の体力を削っていく。
 女王様とリゾートなんて、夢にまで見た至極の時間…
 ワンピースにヒール姿の女王様はとても高貴で美しく、その艶かしさに高揚してしまうことに僕はひどく罪悪感を覚えていた。そんな自分が心底みっともない存在に思える。
「馬鹿な格好だね、お前は。」
 女王様の罵倒がそんな僕を安堵に導く。Tシャツの上にジャケットとフリースを着込み、コートを身に纏っている。さらには首輪の上に毛糸のマフラーをつけ、大きめのブーツを履いている。
 海水浴場に女王様と二人きり。なんて幸せな時間なんだろう。このまま時が止まってしまえばいいのに…
 そんな風に真剣に考えてしまう。
 海水浴客で賑わう浜辺にはたくさんの人が密集し、それぞれが開放的にこの時間を楽しんでいる。
 当然僕は、他人から見たら変人そのものだろう。そう考えると僕の心はいっそう羞恥心を増す。いや…
 しかしそんなことは関係ない。僕には目の前の女王様が全てなのだから。

 ビーチにパラソルを立て、その陰にビニールシートを敷く。
 もちろんこれは僕の仕事だ。暑さで早くも頭が朦朧としてきた。それに気付いた女王様からは当然お叱りの言葉が僕に浴びせられる。
「何やってるの。もっと手際よくしなきゃ日焼けしちゃうでしょ?」
 言うと同時に女王様は僕の臀部を蹴り上げる。
「ご…ごめんなさい。すぐご用意いたしますので。」

 準備が整った頃、僕たちは二人でシートに腰掛ける。
 女王様はその艶かしい身体全体を伸ばし、うつ伏せになってシートの上に寝そべった。
 余計な言葉は決して言わない。
「失礼します。」
 僕は日焼け止めクリームを手にし、女王様の全身に万遍なくクリームを塗っていく。
 この肌のきめ細かさ…美しい肌の色艶…あぁ…
 僕はここに至福の時を感じていた。恐れ多くも女王様の身体に触れている…
 これ以上ない喜びと罪悪感を同時にもちながら、僕は丁寧にクリームを塗っていくのだ。

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