[18禁] 逆リョナ系SM小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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「ひ……」
 誠一は慄いた。
 痛む腹と顎を手で押さえながら、彼は身を縮こませ、硬直した。わずかに肩が微振している。息が荒い。愛華の作った機械の破片と、自己が重なる。
 ――怖い。
 それが、誠一の率直な感情だった。だが、彼はそこから視線を逸らそうとはしない。逸らしたくないのだ。眼前の光景と、それを作り上げた彼女の脚という名の凶器を見つめてもなお、いや――、見つめているからこそ、彼のモノは勃起をやめない。スラックスの中で、ビクビクと下品に踊っている。じわりと亀頭から溢れる液体が、彼の下着を汚す。
「あぁ……」
 誠一の喉から、切なく儚い、弱々しい声が漏れた。
 ――蛾、鉛筆、ステレオスペルマム、子猫、そして携帯電話。思えば、ツチイナゴの時もそうだった。対象が何であれ、愛華は壊すことに微塵のためらいも無いのだ。無論、生命の有無など関係ない。破壊することに意義を見出しているようにも見える。とは言え、愛華は行為自体を楽しんでいるわけではない。なぜなら、彼女が満足げな笑顔を浮かべるのは、美しい光をその瞳に宿すのは、いつも……、いつも……
 愛華の脚がしなり、誠一の身体が蹴倒された。間を置かずしてその足は、誠一の掌を踏み躙っていた。
「ぐあああっ!」
「ふふっ……」
 ――いつも、俺の表情、という結果を見ている時なんだから。
 時に、指のひとつひとつに爪先をねじ込むように、時に、掌全体を蹂躙するように、愛華の足は器用に蠢いた。誠一が、断続的に苦声を上げる。やがて彼女の足先は、誠一の表面をなぞるように、するすると移動した。
 腕から肩へ、喉から顔へ、それから胸、腹、太腿、そして――
「――っ?」
 ピタリと、その動きが止まった。誠一の陰茎の上で。
「何、これ?」
「……えっ?」
「なんか硬い……」
 言いながら愛華は、シューズでコツコツとそこをつつき、ぐりぐりと踏み拉く。
「あ……、あああ……」
 誠一の瞳が、次第に虚ろになっていく。愛華はその表情を見て、ゆっくりと口の端を持ち上げた。足の動きを止め、ポツリと呟く。

「それ、私の靴と、どっちが硬いのかな――?」

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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様です。どっちが硬いかなんて潰すための前置き。最高の女性に成長していくんですね。生まれた時は皆同じただ残酷な血が流れてるかどうかで美しさが決まるといいとマジで思います。幼稚園のころには、アリを踏み潰し小学生のころにはバッタや芋虫、高学年になるとカエル、ザリガニ 中学生になると猫、犬,うさぎなど動物早い娘になると母親の拳銃を持ち出し友達と浮浪者を撃ち殺すそうすることによって物凄い刺激が体に走り綺麗になっていく。やがて女性社会が完成して地位や権力をもつ女性は皆美人 
すいません。失礼します
2011/05/07(土) 14:33 | URL | でぶ #-[ 編集]
純粋な子供の感情・・・(いえ、この子の場合は少し変わっていますが)、それと対照的なように複雑な誠一の心情が良いですね。
ああ・・・次に潰すのは・・・
毎日楽しみに読ませていただいております。これからも頑張ってください。
2011/05/07(土) 17:21 | URL | ギフトホルツ #d/CpiV46[ 編集]
でぶさん。
労いのお言葉が嬉しいです。ありがとうございます。
以前にも一度お尋ねしたかと思いますが、やはりご自身でそういう類の小説をお書きになる予定はありませんか?
実際、斬新な発想に驚かされることも多いので。その際は一読者として、よろしくお願いしますね。
2011/05/08(日) 18:13 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
ギフトホルツさん。
またのご来訪、そして温かい応援のお言葉に、感激しています。ありがとうございます。
心情描写を称賛いただき、大変光栄です。毎作、苦心を重ねている未熟者なので(汗)
楽しんでご覧いただけて何よりです。
2011/05/08(日) 18:17 | URL | ryonaz #mLlZp4Zg[ 編集]
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