Black Onyx [ブラックオニキス];2011/ 02の記事一覧

ここでは、Black Onyx [ブラックオニキス]での 2011年 02月 に掲載した記事を表示しています。
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今回で、第十五弾になります。
マゾヒストの喜び、kazowkさんからの嬉しい贈り物です。
多大なお力添えに、どう感謝の気持ちを表現したものか……
――と悩み、結局、一番素直な言葉に落ち着いてしまいます。
kazowkさん、いつも本当にありがとうございます!
※画像をクリックすると、拡大します。携帯の人はこちら→拡大


kazowkさんコメント…
 役立たずの奴隷に罰を与える前に腹を踏み付けながらブーツの底を舐めさせる崇高な女御主人様という構図です。
「役立たずの奴隷に今から罰を与えてやるよ。感謝の気持ちを込めてブーツの底を舐めるんだよ、この能無し奴隷!」
 奴隷の涙は苦しみからか喜びからかはご覧になる方の感性にお任せ致します。
ryonazコメント…
 ブーツの形が本当にリアルで、驚かされます。女性の服装も、春らしい色合いの着こなしで素敵ですね。
 ちなみに踏み台のほうは、バランスが悪そうですよね。せっかくの綺麗なブーツも汚れてしまいそうで……

kazowkさんのサイト 【マゾヒストの喜び】
マゾヒストの喜び
(過去の奴隷経験ブログ「女性の足下に跪く喜び」も必見です。)

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いつもご来訪、ありがとうございます。
バレンタインデーなので、私のまずいチョコレートでも(笑)
よろしければ、お召し上がりください。

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 望みの品のはずだった。
 可愛らしさに惚れ込み、即刻、注文することを決めたものだ。届いた品は、インターネットで見たそれと寸分違わぬ姿でそこにあった。それでも何かが違う。そう思えてならなかった。
 赤いリボンが飾る半透明の袋を見ながら、
「はぁ……」
 理由のわからない溜息を吐く。
 プレゼントには申し分ないはずの高級品。
 ラッピングの表面には、"Ich liebe es"と書かれている。しかしそれが、私の溜息をさらに大きなものにする。納得がいかないまま、自信をもって渡すことなどできない。
「なんだかなあ……」
 つい声が漏れる。
 リボンをほどけば、ハート型の透明ケースが顔を出す。中には八個の茶色い塊が見えた。他の誰でもない、私自身が購入したミルクチョコレートだ。それなのに――
「……?」
 キッチンに持っていき、ラップを敷いて中身をバラバラと出してみる。
「そっか……」
 なんとなく、自分の抱いた違和感の正体がわかった気がした。
 既製品であることが嫌なのだ。
 八個のチョコレートを細かく刻み、ボウルに入れる。バットにオーブンシートを敷く。生クリームを鍋に入れて温め、ボウルに注ぐ。泡立て器で混ぜ合わせる。バットに流し込み、冷蔵庫で冷やす――
 ……どれくらい奮闘しただろうか。
 もともと、キッチンに立つことさえ億劫な性格なのだ。この程度の作業でさえ、インターネットで逐一手順を確認して進めなければならない。それでも――
『真心を込めて、自分の手で作る!』
 私にとっては、それが答えだった。例え下手でも。例え笑われても……
 想像通りの酷い出来だった。基本的な生チョコレートなのに。
 ひとつだけ口にしてみる。
「……まずい」
 素直な感想だった。元が良いのだから、私は到底、手作りには向かない人間なのだろう。
 悔しかった。
 バレンタインデーと言えど、時間はいつもと同じように流れていく。
 口の中のチョコレートが、苦味を増してくるようだった。
「タイムアップかな……」
 もう手渡しする時間はない。涙が溢れた。
 落胆し、私は不格好に崩れた茶色い塊を、ごみ箱に向かって投げた。

 もちろん『ごみ箱』は、ソレを有難そうに拾い上げる。
 何事か話しかけてくるのを、私はいつものように無視した。



END

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あまり好んで見るタイプではないのですが、お笑い番組もいいものですね。
私の場合は聞き流しが多いのですが、なぜか自然と筆が進むことがあります。
明るい笑い声には、不思議な力があるのかもしれませんね。
心地よく執筆できた作品です。

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 死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね!
 殺す! 殺す! 殺す! 殺す! 殺す! 殺す!

 ノートを埋め尽くした文字を見て、私は苦笑した。
 当時のことを忘れたわけじゃない。幼さゆえ――。そう割り切ってしまえるほど、今の私だって決して強くはない。恋愛に対しては未だに臆病で、恐怖心すら抱く。心に受けた傷はただ瘡蓋になっているだけで、掻き毟れば簡単に血が溢れてくる。
 でも……、あの頃より、ちょっとは大人になってるよね。今、こうして笑っていられるんだから、それでいいよね。
 時間が解決してくれることがある。環境が救ってくれることがある。
 ――それにしても、物騒なことを考えていたものね。
 今の時代だったらきっと、すぐに精神科の受診を勧められたと思う。どこかの大きな匿名掲示板にこの思いの全てを晒そうものなら、警察沙汰になるか、嘲笑の的になるか、あるいは相手にもされないか……
 ――若気の至り、かな。
 再度、苦笑する。
 現実味のない言葉。でも、当時の私にとっては、これ以上ないほど深刻な問題だったのだ。単なる冗談で書けるものではない。これを書いた自分がいたことを、否定することはできない。
 だから私は、成長した今の自分だけを見ていこうと決めた。ちっぽけな事だったんだなって、そう感じられる今に感謝して生きていけばいい。
 大人になるっていうのは、きっとそういうこと。
 時計を見れば、既に午前二時を回っている。
 ――明日も仕事だ。
 睡眠薬を飲んで、日記帳を開く。眠る前に日記をつける習慣は、今になっても変わらない。

 死んでないよ。死んでないよ。死んでないよ。死んでないよ。死んでないよ。死んでないよ。
 殺してない。殺してない。殺してない。殺してない。殺してない。殺してない。
 大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。

 …………

 おやすみなさい。


 (2011年2月13日)



END

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手前味噌で恐縮ですが、作者・ゆきな梨央の自選作品を紹介させていただきます。
「全ての作品を読んでいただきたい!」のが本音なのですが、何しろ数が多いので(汗)
読者様から頂いているアンケート回答(※現在停止)との相違が面白いなあ……、と感じています。
「オススメの作品を紹介してほしい」というメールを何通か頂きましたが、こちらは、あくまで個人的なお気に入りです。
例え同趣向であっても、人の数だけ好みがあると考えておりますので。

【 長編小説 】
子故に迷う親心
八卦
幸せ人生講座

【 短編・中編小説 】
紅餅
誰も知らない
手紙

※「シリーズ・その他」は含みません。

興味をもってくださった方は、他の作品もぜひご覧ください。→ ◆小説目次◆
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