Black Onyx [ブラックオニキス];2009/ 06の記事一覧

ここでは、Black Onyx [ブラックオニキス]での 2009年 06月 に掲載した記事を表示しています。
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kazowkさん作品、第五弾です。
頂いた作品は、これで全てです。多大なご尽力を賜りましたことに、ただただ感激するばかりです。
たくさんのご協力、本当にありがとうございました!
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kazowkさんコメント…
 両手両足を拘束されている男です。
 ブーツで踏まれ、ヒールを食い込ませられ、苦痛に泣く姿を描きました。
ryonazコメント…
 インパクトが凄い! 流行りのくしゅくしゅロングブーツでしょうか。
 加えて、男の無様な表情と苦悶の様子、流血・吐血――。この組合せは、私殺しです(笑)

kazowkさんのサイト 【マゾヒストの喜び】
マゾヒストの喜び
(過去の奴隷経験ブログ「女性の足下に跪く喜び」も必見です。)

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kazowkさん作品、第四弾です。
サイト運営でご多忙の中、たくさんのイラストを頂いています。
これほどのご協力を下さるkazowkさんのお人柄には、心を打たれます。
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 kazowkさんコメント…サンドバッグ志願の男の腹を遠慮なく蹴りつける御女性様を描きました。
 ryonazコメント…血で汚れた男の、情けない表情がたまりません。艶のあるブーツがリアルですね。

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kazowkさん作品、第三弾です。
作品の一枚一枚から、kazowkさんの情熱が窺えるようで、とても嬉しく思います。
私のこの感謝の気持ちは、もはや言葉では言い表せません。
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kazowkさんコメント…
 奴隷が責められて泣いているところを表現しました。
 急所、お腹と踏みつけられて吐血し、さらに乳首を執拗にヒールで責められています。
ryonazコメント…
 ヒールを履いた女の足は凶器と化し、男の身体を破壊していく……。この構図に魅了されます。

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kazowkさん作品、第二弾です。
ご本人曰く、一番上の絵は下書きだそうで……。画才のない私からすれば、雲の上のお話です(汗)
今回は、いろいろなバージョン、計七枚を掲載させていただきます。
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■ ソフトver.
    

■ ハードver.
    

kazowkさんコメント…
 女性からの蹴りに泣く男です。
 当初はブーツのものを考えていたのですがハイヒールにさせて戴きました。
ryonazコメント…
 腹責めと、内に見える上下関係と……。ゾクゾクしますね。肉感的な脚の表現が素晴らしいです。

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SM総合サイト。マゾヒストの喜びのkazowkさんが、イラストを手懸けてくださいました。
先日も、合同企画をさせていただきました。常日頃から、大変お世話になっております。
kazowkさん、本当にありがとうございます!
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kazowkさんコメント…
 イメージは女王様に拷問して戴いているM男です。
 腹を蹴られ睾丸を潰されて泣きながらお許しを請うています。
ryonazコメント…
 身分の差は一目瞭然ですね。無表情の女王様と、惨めなM男の対比が素敵です。

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暗い 暗い 暗い 黒? 違う 陰 陰は光る 光るのは光 光は暗い 眩しいほど暗い 怖い それは人

人 生きている 人生 それは運命 生きる義務 死ぬ義務 どうして? だって 望んでないもの

生まれる 生きる 死ぬ 嘘 みんな嘘 嘘 嘘 昨日? それは言葉 論理 単なる言語 明日 それも同じ

見えない? そう 瞳があるから 見えない だから綺麗 見えないから 美しい 見たい 見たらオシマイ

北は南の反対 でも 右なんてない 左も 君の右は私の左 君の上は私の下 いらない そんなのいらない

傷 痛む傷 傷痕 痕は残る 残るものがある でも 残るものはない ある ない ある ない 無だけ

無の存在という矛盾 例外はないという例外 絶対はないという絶対 声も出ないという声

流れ 万物の流転 流転は運動 運動の否定 アキレスと亀 アキレスは動いてない 亀は遅いという神話

関係ない 関係したい? 関係をもつ 生きることに騙され 関係をもって 悩む 苦しむ 義務 責任

それは仕事? 違う そんなものは違う 何もしない 寄ってこない 関係ない 関係するもの それは人間

人間だからつくる つくるから誤る 間違う 狂う 水 無限なもの 空気 火 数字 理性 実在 原子

伝える 言葉 全ては言葉 矛盾を生む言葉 痛い でも痛くない 痛いなら病院 病院は関係する また人間

人間は嘘 嘘は人間 勝手に生まれる 勝手に生きる 勝手に死ぬ 望んでないのに? そう 望まない生

生まれてしまった だから 意味を考える 息をしているだけじゃダメ 食べるだけではダメ

ダメ ダメ ダメ そうして己を歪めた 歪んだ人間 思考を停止したら? ダメ 感覚に惑わされる それも嘘

惑わすのは思考 論理の嘘 義務 それは仕組み つくられた仕組み つくられた義務 つくった人間

太陽は冷たい 風は動かない 木は赤い 空気は小さい だから 光は暗い 暗い



END

| Novel index |
●ムラマサ 哲弘 [秋田書店]
 2巻:腹(股間?)に足置き、悶え

●美味しんぼ 原・雁屋哲 画・花咲アキラ [小学館]
 9巻:腹に肘打ち、ダウン
 24巻:腹を踏み付け、連打(?)、胃液(?)

●おひっこし 竹易てあし漫画全集 沙村広明 [講談社]
 胸にパンチ

●エム×ゼロ 叶恭弘 [集英社]
 7巻:腹に打撃、白目
 9巻:腹(?)に掌底、出血、吹き飛び、白目、気絶

●ダブルアーツ 古味直志 [集英社]
 1巻:脇腹にパンチ(?)、白目

●capeta カペタ 曽田正人 [講談社]
 2巻:腹に肘打ち、苦悶、涎(?)


※注
 ・全て女から男への腹責めです。
 ・記載したキーワードは全て、私の見た限りの独断です。
 ・逆リョナ情報をお持ちの方は、ぜひお寄せください。
  (尚、「逆リョナ@wiki」に掲載する情報は、匿名をデフォルトとさせていただきます。)
  → ◆逆リョナ@wiki [ Gyaku-Ryona@wiki ]
目を凝らすほど、見えなくなっていくものがある。

耳を欹てるほど、聞こえなくなっていくものがある。

目と耳――

その機能は実にいい加減なもので、それらが私を悩ませる。

私が見ているものは、本当に、私が見ているもの?

私に聞こえていることは、本当に、私が聴きたいこと?

「おっしゃる通りです」

あなたは私の言葉を無条件で受け入れ、決して私を否定したりしない。

私の真意も理解できず、ただ、

「ご主人様の仰せのままに……」

――と、委ねる。その時、私が目にするのは、あなたの土下座。私が耳にするのは、その言葉。

それ自体が、本物のあなたじゃないでしょ?

だから――

……あなたの強張った顔は嫌い。あなたの緊張で震えた声は嫌い。

おそらく無自覚の、その嘘が、私の耳目を曇らせるから。それが、私を真実から遠ざけるから。

本当のあなたは、決してそこにはいない。

あなたの身体と直接お話すれば、そんな嘘はすぐにわかる。

……ほら、強張った顔が歪んだ。ほら、緊張で震えた声が絶叫に変わった。そして――

「お許しください!」

ね? 最後には泣き言。それが、本当のあなた。

所詮、表面に見える姿や、理性をもって発した言葉なんて、虚像に過ぎない。

あなたはそれでも、まだ私の足下に縋りつく。私に嘘をついてなお、私に恩情を乞う。

いいよ? これでも自分の嘘を認められないのなら、あなたの本音を訊いてあげる。

――直接。あなたの『心』に……。異存はないよね?

中身には、きっと答えが書いてあるから……



END

| Novel index |
正統派SM総合サイト、マゾヒストの喜び様との合同企画です。
この度の企画・提案をご快諾くださったkazowkさんに、心より感謝申し上げます。

企画概要 : 共同制作 ―― イラスト・原案(台詞、シチュエーション):kazowk様  小説:ゆきな梨央
タイトル : 「愚奴調教」 ( 掲載場所 ―― 短編マゾ小説内 )

●小説はこちら → 「愚奴調教


M街道を追究し、体現する。その姿勢が素敵です。写実的なイラストに惹かれる方も、きっと多いはず。
SMに関する知識や情報の量も、並大抵ではありません。S女性・M男性、どちらも必見です。
興味のある方は、ぜひ、ご来訪なさってみてください。
マゾヒストの喜び

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……いい加減、自らタイトルに「【祝】」と書くことに羞恥心を抱いてきている管理人です(汗)

それはさておきまして……、
お陰様で、サイトのカウンターが500,000ヒットを超えました。
ご来訪、拙作のご愛読、ご協力、応援や励ましのお言葉。
皆様の力に支えられ、当サイトもここまで続けてくることができました。
感謝の念で、胸がいっぱいです。
ここをひとつの区切りとして、ますますの精進を心掛けていく所存です。

相変わらず、作者の好きな作品しか書いておりません。
基本的に、私はストーリーや作品全体の雰囲気を中心に、話を考えています。
今さらですが、一般的なM男性向け小説とは、少し違うのかもしれません。
責めシーンのために物語を創るのではなく、責めを物語を盛り上げるための一場面として捉えています。
こんな異質な小説サイトを支持してくださる方々には、感謝を申しても申し尽くせません。
いつもご来訪、ご愛読、本当にありがとうございます。

別件になりますが、前回、100,000ヒット達成の際に、記念企画としてリクエストの受け付けをさせていただきました。
その節は、たくさんのご協力を頂きまして、大変有難く思っております。
日頃の御礼を兼ねて、今回もまた……
……という気持ちは山々だったのですが、いろいろと悩んだ末、今回はやめることにしました。
前回は、リクエスト作品を書き慣れていないため、執筆に大変な労力を要しました。
そして、ようやく書き上げた作品を無断転用されてしまい、非常に悲しい思いをしました。
そのような事情もあり、今回は、感謝の言葉のみとさせていただきました。

応援してくださる皆様のお声が、何よりの励みです。
これからも、Black Onyx [ブラックオニキス]を、どうぞよろしくお願いいたします。

500,000ヒットのお祝いにと、suzuroさんが新しいランキングバナーを作ってくださいました。
いつも、その多大な恩恵に、感謝するばかりのryonazです。
今後も、何卒クリックへのご協力を、よろしくお願いいたします。
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物語が指先から出てきました。

すみません。これが一番適切な表現だと思います。
気が付くと、出来上がっていました。

ナァ……ミルゥ……サエヌロォ……フィ……

内容について、特筆すべきことはありません。
ご覧くださった皆様に、感謝申し上げます。

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 留美が苦しみから解放されたのと同時に、私もまた苦しみから解放された。
 これが、どれほど幸福なことか。感謝しても、し足りない……
 安田もいずれ、それを悟るだろう。もちろん、あの顔のない連中も。今はただ、気付かないだけ。こんなに綺麗な舞台を放棄した愚かさを、その時になって嘆くがいい。
「留美……、さま……」
 思わず口にしてしまう。
 もちろん、気持ちを隠しておかなければならない理由などない。だって……、
 ――ここは既に、私たちだけの貸切舞台なんだから。

 動かなくなった安田に腰を下ろし、優雅に脚を組む。そして、
「アゥ……テンユゥ……」
 彼女はまた歌い始めた。
 流麗で穏やかな旋律が、私の心を揺さぶる。優しくて温かい。まるで母の愛のようだ……
 彼女はその瞳を、ゆっくりと横に流した。虚ろで魅惑的な瞳が、私を捉える。そして、満面の笑みをその顔に湛える。立ち上がり、一歩、また一歩――。私へと歩を進め、目の前でピタリと動きを止めた。
 彼女が両手を大きく広げる。まるで私を包み込むように。
「あぁっ……」
 胸が満たされるような快感に酔い痴れる。
 いつの間にか、私の瞳には涙が溢れていた。それは後から後から流れ、止まろうとはしない。それでも、翳む目を拭おうとは思わなかった。これもまた、私が解放された証に他ならないのだから。

 彼女が私をじっと見つめている。吸い込まれるような瞳だ。唇からわずかに覗いた舌から、紅い鮮血が滴る。それが、透き通る肌を一層強調する。
 私もまた、微笑みを浮かべた。
 そう、私には顔がある。あの連中とは違う。確かに感じるのだ。涙に濡れたまま口の端を持ち上げる、自分自身の顔を……
「……留美様」
 再度そう口にし、私は彼女の前で、恭しく膝をついた。

 同じ解放者――しかし、私と彼女は、天と地ほども違う存在。
「ユミユォ……リオ……エオフゥ」
 彼女の腕に包まれ、私は心を埋める存在の何たるかがようやくわかった気がした。
 私は顔を上げ、彼女の温かさに身を委ねた。そして、
「プキラァ……ヨキヒツ……タシィ――」
 彼女と共に、その唄を口ずさんだ。

 この幸福が、皆に届くように。



END

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「うぐ……、ううぅ。ぐふ……」
 なおも醜声を漏らす安田の髪を掴み上げ、留美は彼の口に指先を入れた。するすると、みるみるうちに彼女の手が彼の口を塞いでいく。華奢な指が、彼の喉に押し込まれていく様子がよくわかる。
 安田は頬を膨らせ、目から涙を零し始めた。咳き込み、もがき、留美の手をがっしりと掴んでいる。まるで、あんなにも綺麗な彼女の手を振り払おうとでもするように。
「ロォ……コテミ……ガ」
 留美が笑みを浮かべてふり返る。安田の動きを制したまま歌い続ける彼女は、とても美しかった。

 妖艶に動く留美の細い腕。私が見惚れていると、
「ぐえええっ……! おえええぇっ!」
 再び安田が雑音を放った。見れば、口から吐瀉物を垂れ流している。
 留美の手を汚した安田を、私は嫌悪した。しかし、彼女は違った。
 その微笑を崩すことなく彼の方へと向き直ると、
「ラハ……ミルフゥワ」
 囁くように歌い、安田の口から手を引き抜く。そして、彼の髪を掴んだまま、留美は彼に口づけた。
 未だ沈黙の渦が、教室を飲み込んでいた。
 やがて聞こえる、
「がっ!……ぎゃあああっ!!」
 安田の狂ったような声。

 ――それが、張り詰めた空気を破った。

 奇声を上げ、我先にと教室を飛び出していく生徒たち。のた打ち回る安田と、その身体を強く踏みつけてリズムを刻む留美。揺らめくその脚の動きに合わせるように、黒板に、教卓に、床に、椅子にと、ほとばしる鮮血――
 留美の身体中が、安田とともに赤く染まっていった。
「ひぃ……ほごっ!」
 薄汚い安田の血液がかぐわしい香りを放っているのは、眩しいほどに輝く留美あってこそのもの。
 床にポトリと落ちた彼の舌の欠片すらも、彼女の前では美しく見える。彼女がそれを踏み躙ることで、世界は一層光に溢れ、暗鬱な陰は跡形もなく消えていく。

 こんなに素晴らしい舞台を見られた自分を、心底幸福だと思った。

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 留美を苦しみから解放したのは、その唄だった。
「カァ……ラシラキ……ネィ……アモワ」
 彼女が口にした、美しく、どこか懐かしい旋律。
 軽やかな響きに、生徒たちの放つ雑音は一息に消え去る。
 皆の視線を集めながら空を仰ぐ彼女の姿は、まるで天からの使いのように見えた。
 教室の窓から注ぐ淡い陽の光と、ふわりと抜ける風。自然の寶を身に纏い、留美は舞った。
「アフキゥ……ナナル」
 その手はしなやかに揺れ、流れるような長い黒髪とともにひらひらと風に乗る。今にもふっと消えてしまいそうな儚さと透明感を漂わせながら、彼女は強烈な存在感をもってそこにいた。これほどまでに神々しく見えるのは、陽の光が彼女を称えているからなのかもしれない。
 夏用セーラー服の裾から、脇腹がちらりと覗く。持ち上がる短いスカートから、縞模様の下着が何度も顔を出す。
 大きな瞳にすっと伸びた鼻。薄くて艶のある唇。小ぶりだが形の整った胸。くびれたウエストに、長くて綺麗な脚。
 その美麗な容姿をもって生まれただけで、留美は幸福だ。――そう考えていたのは、私の勝手な思い込みだったのかもしれない。だって今まで、こんなにも美しく輝く彼女は見たことがなかったから。
 男子も、女子も、留美のあまりの美しさに、しばし言葉を失っていた。どの顔も真っ白だ。いや、そもそもどこにも顔なんて無い。あいつにも。あいつにも。きっと、私にも……。だからこそ今、留美の顔は普段以上に美しく、眩しく感じられるのだろう。
「――さ、斎藤?」
 担任の安田だ。留美の声を妨げる野太い声が不快だった。それでも彼女は舞いを止めることなく、教室の前へと軽やかに歩みを進めていく。当然だ。今の彼女を止めることなど、誰にもできない。
「キフソ……トユゥ……クルゥトゥ……」
 唄いながら、留美は黒板にガンガンと頭を打ち付け始めた。先ほどまでのなめらかな動きにアクセントが加わり、彼女の舞いが盛り上がりを見せる。
「やめ、やめろ! おい、斎藤!」
 留美の背後から、驚声を上げて羽交い絞めにしようとした安田が、
「ふっ!……んっ、ぐうっ!」
 制裁を受けたのは当然のことだ。鈍い音が響くほどの強烈な肘鉄が、安田の腹に突き刺さる。腹を抱えて身体を丸め、蹲り、彼は獣のような呻き声を上げた。私は思わず吹き出してしまう。教師のくせに、舞台での礼儀も知らないのだろうか。
 留美は縮こまった安田の背中を踏み台にし、なおも華麗に踊る。美の留美と、醜の安田のコントラストが絶妙だ。
 私は魅了され、彼女から一時も目を放せなくなっていた。

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いつも、大変お世話になっております。
suzuroさんより、兼ねてからご要望のありました、花音のイメージ画を頂きました。
既にご紹介の必要もないほど、suzuroさんは当サイトに多大なご尽力を下さっています。
いつもブラオニを支えてくださり、大変感謝しております。本当にありがとうございました。
※画像をクリックすると、拡大します。携帯の人はこちら→拡大


● 花音
女子高生シリーズ」より
suzuroさんコメント…
 落書きのつもりで描いた絵でしたが、ryonazさんに気に入っていただき、掲載の運びとなりました。
 いつか花音の責め絵を描いてみたいです。
ryonazコメント…
 美貌と血飛沫。このアンバランスな組み合わせが実に素敵ですね。
 作者目線だからでしょうか。彼女の瞳の奥に潜む黒い影が見えるようで、今にもそれが発現しそうで、恐ろしいです。

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