[18禁] 逆リョナ小説サイト  ~美しき女性たちの狂気~
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「逆リョナ」
 女から男に対する暴力的・猟奇的な行為に萌える趣味・嗜好
【 詳細 】

女が男を責めるオリジナル小説を掲載しています。
美しき女性たちの狂気 : いじめ、調教、格闘、暴行、リンチ、拷問、殺戮、etc...
小説の目次です。
それぞれの小説には、鬼畜度と、内容に関する主なキーワードを付けております。読む際の参考にしてください。
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「逆リョナ」とは・・・女から男に対する猟奇的な行為に萌える趣味・嗜好


(※文章提供させていただいた X-rated search 様 のリンクが接続不可のため、当サイトに再掲載いたしました。)


1.はじめに

 初めまして。Black Onyx [ブラックオニキス]管理人のゆきな梨央(ryonaz)と申します。
 日々、逆リョナというジャンルの小説を執筆しています。
 当サイトにお声かけいただいたことを、大変光栄に思っております。
 皆様に、逆リョナの魅力を少しでもお伝えできればと思います。(独断が混じるとは思いますが、ご容赦ください)


2.そもそも「リョナ」とは

 「リョナ」とは、インターネットスラングです。
 女性の悲鳴や苦悶の表情、リアクションに萌えるといった性的倒錯が発端であるかと思われます。
 しかし、女性のそういった姿を見るためには、何らかの外的刺激が不可欠です。
 具体的には、殴る、蹴る、切る、などの行為が、女性のリアクションを引き出します。
 そこに萌えを見出すのが「リョナ」です。
 好きな行為は様々で、痣や流血、嘔吐や吐血、果ては四肢破壊などへと嗜好が派生していきます。

 私は常々、その「リョナ」の女→男バージョンがあってもいいのではないかと思っていました。
 それで、サイトを立ち上げる際に、「逆リョナ」と表現しました。


3.私自身の考える逆リョナ

 逆リョナに必要な条件を並べてみます。

 ・女が男を責める行為
 ・男の反応(痣や流血、恐怖や悲鳴、嘔吐や吐血、苦悶や気絶、死など)
 ・女の反応(心情描写、言葉責め、嘲笑など)

 上記三点です。この条件があれば、逆リョナは成立すると思います。


4.逆リョナとSM

 逆リョナとSMはとても似ています。しかし、この二つは似て非なるものです。

 逆リョナの場合、

 ・女は必ずしもSでなくてよい
 ・男は必ずしもMでなくてよい
 ・主従関係の有無は必ずしも必要でない(結果的に相手が壊れてもよい)

 SMは非常に多様ですが、一般的にはSとMで成り立つ肉体的・精神的な関係のことです。
 SとMの利害関係は、基本的に一致します。愛情表現や支配・服従・信頼関係を紡ぐ手段ともなり得ます。

 逆リョナにおいて、女の行為は目的そのものです。
 この点において、逆リョナとSMは性質を異にするのだと考えています。

 『女がいかにして男に恐怖や苦痛を与えるか』

 それが第一に来ることが、逆リョナにおける重要ポイントです。


5.逆リョナの魅力

 「女は男より弱い」というのが、世間の通俗だと思います。
 おそらく私は、その固定観念を打ち破るような光景に強く惹かれているのではないかと。
 もしかしたら、そういった前提のようなものへの反抗心なのかもしれません。

 ・一般的に弱いとされる女が、一般的に強いとされる男を甚振る様子
 ・女に怯え、泣き、喚き、果ては命乞いまでする、大の男の無様な姿
 ・時には冷酷に、時には元気に、男をあらゆる手段で叩きのめしていく女

 上記はほんの一例ですが、そこには語り尽くせぬ性的興奮の種が潜んでいます。
 どうしようもなく欲情する。こればかりは、そうとしか言いようがない気がします。
 大げさかもしれませんが、私にとっては、生きていく上で無くてはならない存在です。
 今後も、小説を通じて数々の男たちを可哀想な目に遭わせていく所存です(笑)


6.逆リョナの傾向

 近年、女の子に罵倒されたい萌えや、足コキ萌えなどの男性が増えていると感じます。
 女に責められたい、甚振られたい、凌辱されたい。
 男を責めたい、甚振りたい、凌辱したい。
 そんな趣味・嗜好をもった方も、決して少なくないでしょう。
 「逆リョナ」はそこに端を発し、より激しく暴力的な方向に進んでしまった結果なのかもしれません。 

 逆リョナの嗜好の一部をご紹介します。
 例:金蹴り、ビンタ、腹責め、踏み付け、ヒップドロップ、引っ掻き、首絞め、など
 非常に多岐に渡っています。それこそ、人の数だけ嗜好があるのだと思います。

 特に私がこだわっている責めは、「腹責め」です。
 このこだわりについて、次の項目で詳しく触れたいと思います。


7.腹責めへのこだわり

 「腹責め」とは、お腹への打撃・責めのことです。ドラマや時代劇、アニメなどでもおなじみの攻撃です。
 私の小説の中でも、特に登場回数の多い責めです(笑)
 
 ・攻撃→殴る、蹴る、膝蹴り、肘打ち、踏み付け、など
 ・反応→苦悶する、嘔吐する、吐血する、気絶する、死に至る、など

 腹責めは、内蔵への攻撃に繋がります。表面ではなく、身体の内部に直接ダメージが伝わります。
 息苦しさや吐き気を伴う腹責めは、「痛み」よりも「苦しみ」が上です。そこが私の大きな萌えポイントです。

 なぜ腹責めに惹かれるのか。その理由は、自分でもよく分かりません。
 おそらく幼少時から、この嗜好の萌芽はあったように思います。
 子ども同士の取っ組み合いの喧嘩を見て、不思議な感覚を覚えたものです。これが原点ではないかと。
 いつしか、腹責め=萌え、という公式に繋がっていきました。

 しかし、日常の実生活で腹責めシーンを見かけることはなかなか無いものです。
 もちろん見たいです(笑) でも、事件性があるもの(例えば暴行死など)は、嫌悪対象にしかなりません。
 ですが、この性的倒錯が消えることは、おそらく今後もありません。
 だからこそ、そんな歪んだ性の世界を小説という形で表現しているのだと思います。

 ちなみに、腹を一発殴って気絶というのは現実にはまずあり得ません。しかしその虚構を愛しています(笑)
 
 余談ですが、実は私自身はリョナ・逆リョナ、両方の嗜好を持っています。
 女→男、男→女、女→女、それらが不思議と矛盾無く、私の中で共存しています。(男→男だけは×)
 小説として書きたくなるのは逆リョナです。その理由は自分でもわかりませんが。


8.おわりに

 ここまでお読みいただいた方々、本当にありがとうございました。
 長々と持論を展開してきましたが、これはあくまで現時点での私の考えです。
 これが正しいという保証はありませんし、何より私自身が模索中の身です。
 こういった趣味・嗜好に対する、ひとつの考えだと思ってください。

 このページを通じ、少しでも多くの方に興味をもっていただけたら幸いです。
 「逆リョナ」の世界に触れてみたいと思った方は、ぜひ当サイトへご来訪くださいませ。
 同嗜好の方のご来訪を、心より望んでいる次第です。

 最後に、X-rated search 管理人 DAI様に、あらためて御礼申し上げます。
 「拘りの鉄」へのお誘い、本当にありがとうございました。
 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 ※このページの用語をはじめ、定義等は私個人の解釈で書いています。他の解釈を否定するものではありません。

2008.08.29

文責 : ゆきな梨央 (ryonaz : リョナズ)
Black Onyx [ブラックオニキス]
掲載サイト : X-rated search
(※接続不可のため、現在、当サイトに再掲)
エッグのお部屋様に寄贈させていただいた短編小説です。

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 その時、一迅の風が吹いた。

 身を包む大気の涼やかさは、夏の終わりを否応なしに告げる。
 夏の間、あれほどけたたましく大地を揺るがせた蝉の叫びももう聞こえない。朝から公園で元気よく遊ぶ子どもたちも、心配なほど薄着のコギャルたちも、今は姿を消していた。
 夜半を過ぎ、吸い込む息は冷たくなっている。
 しかし、俺の全身から滴る汗は、止むことがなかった。
 俺は抵抗をやめた。それが無駄だということを身をもって悟ったからだ。
 身体中が熱い。
 スーツには、どす黒い液体が生々しく付着していた。ポケットの中の財布を必死で守る俺の手は、無惨に踏みつけられ、同じ液体によって彩られている。額から流れてくるのが汗なのか、それとも別の何かなのか、それすらもわからなかった。
 俺を見下ろす瞳は六つ。瞳の奥の妖しい光は、まるで俺を縛る鎖のように感じられた。言葉はない。しかし彼女たちの口元から零れる微笑が、俺の身体を否応なしに震わせる。
 彼女たち三人は、まだ十代だろうか。幼さの残る綺麗な顔を、マスカラとグロスで飾っていた。
 狙いは金だろう。財布だけは何としても守らなければならない。俺は財布を握る手にぎゅっと力を込めた。
 三人のすらりとした脚が、高く振り上げられた。
 陽を十分に浴びた褐色の美しい肌を惜し気もなく晒される。スカートがまくれ上がり、恥部を覆う布がちらりと覗いた。

 一瞬のことだった。

 命の危険すら感じる場面のはずなのに、なぜか俺の瞳は彼女たちの下着に釘付けになっている。そして――
 瞬く間に俺の視界が大きく反転した。
 自分が地面に突っ伏したことを自覚した時には、既にこの身は、蹴りという名の嵐に包まれていた。酷く激しく、冷たく、痛みと苦しみを伴う突風だった。
 叩き付けられる数々の雨に打たれ、俺の身体はさらに熱さを増していった。
 額から、鼻から、目尻から、口元から――
 身体中の至る所から熱い液体が流れ落ちていくのを感じる。腹部への衝撃は、喉元から黄水をせリ上がらせる。下半身への衝撃は、容赦なく俺の内臓を鷲掴みにする。
 意志に反して、この身体は右へ左へと突き動かされる。自由が効かない。俺の身体は、彼女たち三人の思うがままになっていた。
 財布を握っていた力が、どんどんと失われていく。
 彼女たちの力と狂気に触れ、俺は自分の無力さを知った。壊されていく自分自身を、ただ感じていることしかできなかった。ただひとつ、俺の愚息だけが、その存在を強く主張していた。
 やがて嵐は止み、静寂が辺りを包み込んでいた。俺は仰向けになり、大の字で地面に身を預ける。翳む瞳をかろうじて開いた時には、既に俺の運命は決まっていた。
 一人はその肉感のある太腿で俺の首を絡め取り、じわじわと圧迫を強めていく。一人はそんな俺の身体を固定するかのごとく、ローファーの裏で胸を押さえつけている。そして最後の一人は、まったく衰えを見せない俺のモノを玩弄していた。
 痛みと苦しみゆえに膨張し、膨張するがゆえに弄ばれ、弄ばれるがゆえに愉悦を与えられる。
 三人の声がその場一帯を覆っている。しかし俺の頭は、既にその言葉を解釈できない。ただ彼女たちの嘲りと、罵倒する声の響きだけが脳を掠めては消えていった。

 やがて凄まじい快楽がこの身を高沸へと誘った。下腹部に温かいものが滴る。
 敗北の香りは、ただただ甘かった。
 俺の手から零れ落ちた財布を、彼女たちが見咎める。
 いいさ。持って行けば。俺にはもうそれを守る力はないのだから。
 しかし、彼女たちは財布を一瞥した後、興味なさそうに視線を外した。
 一番大人びた娘の手が、血で染まっている。それを彼女はペロリと舐め、恍惚の表情を浮かべる。

 そうか……。彼女たちが欲していたのは――

 長い前髪で片目を隠した娘が、ゆっくりと俺に近付いてくる。
 血のにおいが鼻腔をつんざく。
 俺は、鉄錆のにおいでどうにかしてしまったのだろうか。
 その時俺は、確かに幸福を感じた。



END

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AFJ様に寄贈させていただいた短編小説です。

AFJ
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 心臓が動いている。

 未来ちゃんの部屋に来てみて、やっとそのことを実感した。
 もちろん、人間の身体のしくみについては学校でたくさん習った。
 僕たちが眠っている間も、心臓はずっと働き続けて僕たちの命を明日へとつないでくれているのだそうだ。その全ての命令を下しているのが脳ということだということも、勉強したばかりだ。
 こんなに心臓が高鳴るのも、それに戸惑っているのも、すべて脳の仕業なんだろうか――

「ごめんね。散らかってて」
 ふいに声をかけられ、僕は驚いてしまう。未来ちゃんは、いつもより何となく大人びて見えた。
 白いTシャツの上に、赤いサスペンダー付きスカート。短いスカートが、その白い太腿を余すところなく露出している。しかし、それは決して珍しい格好ではなかった。何より未来ちゃん自身がお気に入りだと、よく話してくれる服装だったからだ。未来ちゃんが素足でいるということ以外は、学校で見る彼女の姿とほとんど同じだった。それなのに――
「あ、いや……そんなこと」
 と、僕の返事は上擦った声になってしまう。今日の僕は何か変だ。
「適当に座ってて。もうすぐだから」
「ん……わかった」
 何故か、いつものように自然に話すことができない。正直、緊張しているのだと思う。学校で会う時とは全く違う、不思議な感覚だ。
 机の上を大雑把に整理していた未来ちゃんは、やがて「ふうっ」とひと息ついたかと思うと、椅子に座ってじっとこちらを見る。僕は未来ちゃんのベッドに腰掛けながら、無意識に俯く。何故か目が合わせられない。再び心臓が大きな音を立てる。
 黙って顔を見てくる未来ちゃんは、やはりいつもとは違って見える。考えていることがわからない。でも、今の僕にはそれを問う勇気もなかった。
「ふーん。そっか……」
 俯く僕の頭上から、未来ちゃんの柔らかい声が聞こえてくる。何に納得しているのか僕にはわからなかったが、声のトーンがいつもより低く聞こえたのが気になった。僕がちらりと目を上げると、未来ちゃんはいつの間にか椅子から降りて、僕の目の前に立っていた。
「う、うわっ!」
 と、思わず声を上げてしまう。そんな反応をしてしまった自分が恥ずかしかったが、未来ちゃんはそれを気にする素振りは全く見せない。それどころか、僕を見下ろしながら、さらにじっと僕の目を覗き込んでくる。僕はたまらず、
「な、なんだよ」
 と、彼女を突っぱねる言葉を口にする。しかし、未来ちゃんはくすっと笑い、そっとその足先を僕の股間に宛がった。

「な……なな、何して――」
「いいから……」
 反抗も空しく、僕はベッドの上に押し倒された。身体同士が密着する。
 ――柔らかい……
 動揺しながらも、僕は素直にそう思った。
 男兄弟の中で育った僕にとって、女の子の身体に触れる機会などこれまでなかったからだ。そして、同時に、不思議な気持ちに襲われる。
 身体中が火照ってくるような。何となく股の辺りが熱いような――
 未来ちゃんは僕の両足を脇に抱え、足先で僕の股間をさわさわと弄っていた。何となく気持ちがいい。しかし僕の中では、やはり恥ずかしさが先に立つ。身を捩り、
「お、おい。やめろって!」
 と、声を絞る。しかし、未来ちゃんは楽しそうな表情を崩さない。静かな甘い声で囁く。
「こういうの好きなんだね」
「は? す、好きじゃねぇって。つか、意味わかんねぇし」
「そう。じゃあ気持ちよくないの?」
「い、いや……それは……」
 未来ちゃんは僕の反応を楽しむかのように、にっこりと笑っている。太腿や足の甲、裏、指先――。それらが僕のアソコに執拗に絡みつき、僕は次第に何も考えられなくなってくる。
「ちょ、待て。待って――」
「嫌、なの?」
「い、……嫌ってことは……。でも――」
 そこまで言った時、未来ちゃんは僕の陰部からそっと足を放した。
「あ、あぁ……」
 と、僕は無意識に声を出してしまう。それはひどく惨めな、情けない声だった。自分のことながら、自然に出たその声が不思議でならなかった。空しさが込み上げてくる。
 ふと未来ちゃんの足が目に入る。彼女はその足を、まるで何かの生き物のようにクネクネと動かしていた。
 汗が滲んでくる。抑えられない衝動が込み上げてくる。僕は……興奮している……
 ベッドの上。僕はいつの間にか、未来ちゃんの足に口付けていた。足の甲に頬を摺り寄せ、呼吸を荒げる。彼女はそんな僕の様子を見ながら、
「嫌じゃないよね?」
 と、口を開いた。もう自分が何をしたいのかわからない。ただ……今は、この足に触れていたい。
「この足……」
 そう言って、未来ちゃんは再び僕の股間に足を滑り込ませる。僕の頭が真っ白になる。
「もっと、してほしいんでしょ?」
「…………」
 僕は何と返事をしたらよいのか、わからなくなってしまっていた。

 未来ちゃんはくすっと笑うと、
「じゃあ、もっとわかりやすく言ってあげよっか」
 と、僕に優しく声をかける。相変わらず僕は何も考えられず、ただぼうっと未来ちゃんの顔だけを見ている。と――、ふと彼女の眼つきが鋭くなった。貫くような瞳でじっと僕を見る。そして、
「お願いします……だよ」
 と、低い声色で言い放つ。その時、僕は心を鷲掴みにされたような気がした。
「ほら、言ってごらん。お願いします、未来様って」
 言いながら彼女は、足先で僕の顔を撫で回した。そして、再びその足を僕の股間へと移動させると、さっきよりも激しく、僕の陰茎を擦り始めた。
「あ、ああぁ……。は、はふっ……んっ……」
 みっともない声が喉から吐き出される。しかし、決して嫌だとは思わなかった。良いことや悪いこと、そんな考えは、既にどこかへ吹き飛んでしまっていた。
 ――もっと……。もっと……
 その気持ちだけが、僕を支配していた。それを与えてくれるのは、未来ちゃんだけだった。
 僕の中から迷いが消えた。僕は喘ぎながら、
「お、お願いします。もっと……もっとお願いします。未来さま。未来さま!」
 と、声を大にして叫んだ。やりどころのない興奮が、僕を捕らえて放さなかった。
 ニヤリと口元を歪める未来ちゃんの表情が、とても綺麗に見えた。
 気付くと、全身が汗だくになっていた。酩酊しながら、僕は高まった興奮を一気に放出する。
 未来ちゃんの足には不思議な力があるのだと、僕はこの時、確信した。


 心臓が動いている。

 人間を支配しているのは脳だと、知識では知っている。
 でも、未来ちゃんはその知識をあっさりと否定してくれた。
 はっきりと自覚する。僕を支配しているのは、未来ちゃんだ。
 僕は未来ちゃんのおかげで心臓が動いている。僕は未来ちゃんのためだけに存在する。

 未来ちゃんは、ベッドに寝転がっている。その脚に、こっそりと僕は身を寄せた。



END

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桜の季節が近いですね。
ご無沙汰しております。
サイト内を整理いたしました。
できるだけ見やすくしていきたいと思っています。

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2022.03.07
おかげさまで、Black Onyx [ブラックオニキス]は、本日で設立15周年を迎えることができました。
たくさん応援してくださっている皆様方に、心より感謝申し上げます。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

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あけましておめでとうございます。
昨年もまた、執筆活動その他、更新頻度がとても少なくなっておりましたが、それでもご来訪くださる方々がたくさんいらっしゃったことを嬉しく思います。
ありがとうございます。

実りある一年になりますように。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

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クリスマス関連作品
割とコンスタントに執筆してきたんですね、私。

・可愛いんだからしょうがない(07.12.27up)
・クリスマス中止計画(08.12.26up)
・讃美歌(09.12.24up)
・消えた女王(11.12.25up)
・あげる(14.12.25up)

ひとつでも、皆様のお気に入り作品になっていたら、作者としては、大変光栄なことです。

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水分補給を忘れずに。

私の許可なく死んではダメですよ。

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